郡上八幡 城下町
実写(ライセンス済み)Isoyan / CC BY-SA 3.0

岐阜・郡上No.474★★★地図で見る →

郡上八幡 城下町

〜水路が息づく城下町〜

local王道を、いちばんいい形で

長良川上流の山あいにある城下町。家々の前を清らかな用水が流れ、職人町・鍛冶屋町の保存地区から城山の木造天守へと坂が続く。町歩きに門も料金もいらない。

  1. 起点岐阜駅
  2. 約1時間50分岐阜バス・予約不要
  3. 降車郡上八幡城下町プラザ(岐阜バス)
  4. そこから
  5. 郡上八幡 城下町

場所

岐阜のほかの記事 18件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

宗祇水黒ゆり / CC BY-SA 3.0
  1. やなか水のこみち新町の入口にある、玉石を敷き詰めた短い小径。脇を用水が流れる
  2. 宗祇水連歌師・宗祇にちなむ湧水。環境省の名水百選の第1号に選ばれている
  3. 職人町・鍛冶屋町国の重要伝統的建造物群保存地区。道の両側を用水が流れる職人の町
  4. 郡上八幡博覧館柳町にある町の博物館。郡上おどりの踊り方の実演が見られる
  5. 郡上八幡城城山の上に木造で再建された天守。町の屋根と川筋を見下ろす

実際の行き方

  1. JR岐阜駅14番のりば→郡上八幡(岐阜バス 岐阜八幡線・約1時間27分・1,800円・予約不要)。
  2. 町並みから歩くなら城下町プラザで下車(終点の八幡駅前は町並みから離れている)。
  3. 城下町プラザからはそのまま歩いて保存地区へ。郡上八幡駅からなら北へ徒歩約20分、またはまめバス赤ルートで。
  4. やなか水のこみちから鍛冶屋町まで水路沿いを北へ歩き、そのまま城山を登る。
岐阜バス・岐阜八幡線でJR岐阜から直通
JR岐阜駅(14番のりば)→(岐阜バス 岐阜八幡線・約1時間27分)→郡上八幡。運賃1,800円は車内払いで、交通系ICカードも使える。この路線は予約制ではない。町並みを歩くなら城下町プラザで、郡上八幡駅まで行くなら終点の八幡駅前で降りる。
郡上八幡から岐阜へ戻る
帰りのバスも同じ停留所から出る。往復割引乗車券3,200円が岐阜バスターミナルと城下町プラザで売られているので、日帰りなら先に買っておくといい。夕方以降は日中より本数が減るため、暗くなってから調べるのではなく、着いた時点で時刻を確かめておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

郡上八幡は、吉田川が長良川に合わさる岐阜の山あいにある。江戸時代の大火で城下を失ったあと、再建にあたった藩は町なかに用水を張りめぐらせ、水がいつでも手の届くところにある町をつくり直した。その水路はいまも流れ、沿いの家々で使われている。国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた職人町・鍛冶屋町には、軒の低い町家が続く。夏の郡上おどりで名高い町だが、それ以外の季節の町を満たしているのは水の音のほうだ。

おすすめの楽しみ方

水路の道は朝のうちに歩きたい。まだ家々が用水を使っていて、店も開いていない時間だ。郡上おどりは7月中旬から9月上旬まで、会場を町内で移しながら続き、8月13〜16日は20時から明け方4時か5時まで踊りつづける。輪には誰でも入っていい。見るためではなく踊るための祭りだ。

歴史・背景

町を見下ろす山に城が築かれたのは1559年、遠藤盛数の手による。いま建つ天守は1933年に木造で再建されたものだ。さらにさかのぼる1471年、連歌師の飯尾宗祇が師と別れたと伝わるのが町なかの湧水で、以来その名で呼ばれている。毎夏の郡上おどりは2022年、ユネスコ無形文化遺産に登録された。

行く前に

現金
路地も用水も宗祇水も無料。城と町なかの資料館はそれぞれ入館料がかかる(確認日時点)。バス運賃は車内で現金か交通系ICカードで支払う。
知っておきたいこと
通りは時間を問わず歩けるが、資料館と城は日中のみ。冬は雪が積もり、雨のあとの用水は冷たく速い。おどりの季節は会場が町内を移っていくので、混む場所が夜ごとに変わる。
別ルート
名古屋からは、名鉄バスセンター発の高速バス(名古屋郡上ひるがの線)が郡上八幡城下町プラザまで2,400円で走る。岐阜八幡線と違い、こちらは事前予約が要る。
降りたあと
城下町プラザは保存地区の端にあり、降りてすぐ歩いて町並みに入れる。長良川鉄道で来た場合、郡上八幡駅は南へ約1.4km、川沿いに徒歩でおよそ20分。同じ区間を、地元のまめバス赤ルートなら13分で城下町プラザまで運んでくれる。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。