
島根・津和野No.843★★★地図で見る →
津和野
〜山あいに残る城下町〜
島根の西、細長い盆地に残る武家地。部分的な復元ではなく、通りごと残っている。街道脇の掘割には鯉が泳ぎ、山腹の稲成社が屋根並みを見下ろしている。
- 起点新山口駅
- 約1時間JR特急
- 降車津和野駅(JR山口線)
- 徒歩
- 津和野
場所
島根のほかの記事 14件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 殿町通り片側になまこ塀、反対側に鯉の泳ぐ掘割
- 多胡家老門筆頭家老・多胡家の表門だけが残る
- 津和野カトリック教会武家地の通りに立つ教会堂
- 太皷谷稲成神社山腹へ続く約1,000本の朱塗り鳥居
- 津和野城跡尾根の上の石垣。リフトと山道で登る
実際の行き方
- 新山口駅からJR山口線の特急に乗り、津和野駅で降りる。
- 駅から南へ歩く。駅前で自転車を借りてもいい。
- 殿町通りを、掘割と家老門に沿って進む。
- 鳥居の参道から太皷谷稲成神社へ、さらに尾根の城跡へ上がる。
- 新山口 → 津和野
- 新幹線の新山口駅からJR山口線の特急でおよそ1時間。山陰側から入るなら、益田駅が接続点になる。
- 本数が少ない
- 山口線はダイヤが薄く、南へ戻る実用的な最終は思ったより早い。稲成社へ登る前に、帰りを決めておきたい。
どんな場所か
両側から山の尾根が迫る細い盆地に町がある。小京都と呼ばれ続けるのは、この地形の閉じ方によるところが大きい。中心は旧武家地の殿町通りで、片側になまこ塀が続き、反対側には掘割が走る。掘割はもともと城下町を整えたときの用水路で、鯉が放たれたのは後のことだ。旧市街は歩いて渡りきれる大きさで、外側の見どころは貸自転車の届く範囲に収まっている。
おすすめの楽しみ方
旧市街は端から端まで歩ける大きさで、外側の見どころは駅前の貸自転車で足りる。殿町通りは二度歩きたい。着いたときと、日帰り客が駅へ戻ったあとでは、同じ通りの見え方が変わる。七月の下旬には弥栄神社で鷺舞の神事がある。
歴史・背景
津和野は津和野藩の城下町として育った。尾根の上に城、平地に家臣の屋敷という構えである。その中間の斜面に、城の守りとして1773年(安永2年)に太皷谷稲成神社が創建された。作家であり軍医でもあった森鷗外はこの町に生まれ、10歳までを過ごしている。旧宅は町の南寄りに今も建つ。城のほうは、尾根に石垣を残すだけになった。
行く前に
- 現金
- 通りを歩く分にはお金はかからない。美術館・城跡リフト・貸自転車はそれぞれ有料で、小さな店は現金のほうが早い。
- 知っておきたいこと
- 通りの見どころは屋外ばかりで、天気がそのまま一日を決める。城跡のリフトは強風で止まり、運休日もある。
- 別ルート
- SLやまぐち号が運転日限定で津和野まで入る。景色を目的にするなら選択肢になるが、運転の有無は事前に確認したい。
- 降りたあと
- 津和野駅から南へ徒歩約10分で殿町通り。貸自転車ならもっと早い。