飛騨高山 古い町並
実写(ライセンス済み)Ankur P / CC BY 2.0

飛騨・高山No.498★★★地図で見る →

飛騨高山 古い町並

history王道を、いちばんいい形で

高山駅の東、黒い木の店先が幾筋にもわたって続く城下町の商人町。出格子、軒下を流れる用水、杉玉を下げた造り酒屋。保存された景色でありながら、いまも商いが続いている。

  1. 起点高山駅(JR高山本線)
  2. 約15分高山駅から徒歩約15分
  3. 飛騨高山 古い町並

場所

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見どころ(歩く順)

杉玉の下がる造り酒屋Celuici / CC BY-SA 3.0
  1. 上三之町三筋のなかで最も保存状態がよく、町並みの呼び名の由来にもなった通り
  2. 造り酒屋の杉玉軒先に下がる杉の葉の玉。その奥ではいまも酒を造っている
  3. 軒下の用水建物の足元を、通りの端から端まで流れる蓋のない水路
  4. 上二之町一本東の並行する通り。三之町より静かで、暮らしの気配が濃い
  5. 下二之町大新町三町の北にあるもう一つの保存地区。選定は後年で、歩く人はぐっと少ない

実際の行き方

  1. 高山駅東口→東へ徒歩約15分、途中で宮川を渡る。
  2. 上三之町を端から端まで歩く。軒先の杉玉が造り酒屋の目印。
  3. 一本東の上二之町へ移り、逆向きに歩いて戻る。
  4. さらに北の下二之町大新町まで足を延ばしてから、駅へ引き返す。
高山駅から歩く
高山駅の東口を出て東へ徒歩約15分。途中で宮川を渡る。平坦な道で、乗り物も切符も要らない。町並みには門も入場料もない。
高山駅へ戻る
西へ同じく15分ほど歩けば駅に着く。名古屋方面は特急ひだ、北へ行けば富山方面に出られる。一日の本数が限られた山の路線なので、帰り際ではなく着いた時点で発車時刻を見ておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

三之町の名がそのまま呼び名になった一帯は、宮川の東におよそ4.4ヘクタール。城を中心に町を割ったとき、商人に与えられた側だ。黒く塗られた木の外壁に深い軒、二階の高さに出格子が張り出す。内から通りは見えて、通りから内は見えにくい造りである。建物の足元には用水が蓋もなく流れ、水音が絶えない。軒先に杉の葉を丸めた玉が下がっていれば、その奥は造り酒屋だ。数百メートルのあいだに、それが一軒ではきかない。

おすすめの楽しみ方

店が開くのはおおむね九時。その前の一時間だけ、通りは木と格子と水の音だけになる。搬入の車は通るが、人の波はない。建物を見るならその時間に歩き、二本目の通りまで足を延ばしておいて、開いてから買い物に戻ってくるといい。川沿いの朝市もすぐ近くなので、どちらも急がずに一つの午前へ収まる。

歴史・背景

高山の町は、金森長近が城を構えたときに割られた。城山の下のこの通りが、商人に与えられた区画である。出格子も深い軒も用水も、後から足された意匠ではなく、その町割りの実用の部品だ。1979年、国はここを重要伝統的建造物群保存地区に選ぶ。区分は商家町。何を変えてよく何を残すかが決まっているから、店先はばらばらの思いつきではなく、一本の通りとして読める。

行く前に

現金
通りを歩くだけなら無料で、入場料もない。中の店や酒蔵はそれぞれに値段と営業時間があり、規模の小さい家業も多いので、カードだけでなく現金も持っておくと困らない。
知っておきたいこと
通りは屋外で、いつでも歩ける。ただし建物は商店だ。おおむね朝九時ごろから夕方まで、定休日は店ごとに違うので、目当ての酒蔵が閉まっていて隣は開いている、ということが普通に起こる。山あいの町で足元は石畳。雨や雪の日は滑りやすい。
別ルート
日本海側からは、富山から特急ひだで南下できる。高速バスも高山駅となりのターミナルに着き、そこから東へ歩く道のりは同じだ。
降りたあと
高山駅の東口から東へ、大通りを15分ほど。宮川を渡ると、その先が保存地区の一本目にあたる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。