倉敷美観地区
実写(ライセンス済み)lienyuan lee / CC BY 3.0

岡山西・倉敷No.601★★★地図で見る →

倉敷美観地区

history王道を、いちばんいい形で

岡山県倉敷市、倉敷川の両岸に江戸期の商家と蔵が並ぶ一帯。白い漆喰となまこ壁の外観が保存されている。通りと川べりは無料で、いつでも歩ける。

  1. 起点倉敷駅 南口(JR山陽本線)
  2. 約15分JR倉敷駅から徒歩
  3. 倉敷美観地区

場所

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見どころ(歩く順)

大原美術館663highland / CC BY 2.5
  1. 倉敷川の川べり石垣に柳が垂れ、石段が水面まで下りる。平底の川舟がその間を行き来する
  2. 大原美術館川の北岸に建つ、日本で最初の私立西洋美術館。展示館は蔵造りの壁の奥に並ぶ
  3. なまこ壁黒い瓦を貼り、目地を白く盛り上げた蔵の壁。この地区の顔をつくっている意匠
  4. 本町・東町の通り川筋から一本東へ入った裏道。軒が低く、水辺よりずっと静かに歩ける
  5. 倉敷アイビースクエア南東の端に建つ赤煉瓦の旧紡績工場。壁一面を蔦が覆っている

実際の行き方

  1. 岡山駅→倉敷駅(JR山陽本線・西行き)。
  2. 南口を出て倉敷中央通りを南へ、徒歩約15分。
  3. 川の北の端から入り、大原美術館のある岸を歩く。
  4. 水に沿って南へ下り、本町の通りへ折れてアイビースクエアまで。
倉敷駅南口から南へ歩く
起点はJR倉敷駅。岡山駅から山陽本線が西へ走り、伯備線の特急やくもも停まる。南口を出て、正面からまっすぐ南へ伸びる倉敷中央通りを進めば、徒歩約15分で美観地区の入口に着く。道は一本で、迷いようがない。
倉敷駅へ戻る
帰りは同じ中央通りを北へ戻り、駅から山陽本線に乗る。列車は夜まであるが、地区の店と美術館はそれよりずっと早く閉まる。遅い時間に残るなら、見るのは灯りの入った町並みのほうになる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

倉敷は米や綿を集めて舟で送り出す町として育ち、その舟が通っていた倉敷川が、いまも町の真ん中を流れている。両岸に残るのは、その商いが建てた町家と蔵だ。白い漆喰の壁に黒い瓦を貼り、目地を白く盛り上げたなまこ壁が、水に沿って続く。国はこの町並み15.0ヘクタールを商家町の保存地区として守っている。川べりには柳が枝を垂らし、石段が水面まで下り、平底の川舟が客を乗せて行き来する。建物の中身は美術館や工芸品店やカフェに変わったが、通りに面した姿がそのままなのは、保存地区としての決まりがあるからだ。

おすすめの楽しみ方

朝のうちに着けば川沿いは静かで、柳と白壁だけが目に入る。店や美術館が開くのは午前の遅い時間なので、先に外を歩き、あとから中に入る順番がいい。日が落ちてからもう一度戻ると、同じ町並みに灯りが入る。一日のうちに二度、違う顔を見られる場所だ。

歴史・背景

倉敷は川の水運で米や物資を集める町として栄え、その商いを担った家々が、いま水辺に残る蔵を建てた。1930年、地元の紡績業を率いた大原家が、川の北岸に大原美術館を開く。日本で最初の私立の西洋美術館で、町は町並みとは別の理由でも訪ねられるようになった。1979年、国はこの川畔の一帯を商家町として重要伝統的建造物群保存地区に選定している。

行く前に

現金
通りも川べりも橋も、歩くだけなら無料で、時間の制限もない。美術館などの施設はそれぞれに料金がかかる。川舟の乗船券は当日券のみで、川沿いの観光案内所で売られるため、前もって押さえておくことはできない。
知っておきたいこと
大原美術館は月曜が休館で、ほかの施設もそれぞれの休みを持つ。月曜に行くなら、外を歩く一日と考えておきたい。路面は石畳で、雨のあとは滑りやすい。日が落ちると町並みに照明が入り、通り自体は開いたままだ。
別ルート
山陰側から向かうなら、伯備線の特急やくもが松江・出雲市方面から倉敷駅へ直通する。岡山駅で乗り換えずに着けるので、山陰から山陽へ抜ける途中に寄る使い方ができる。
降りたあと
倉敷駅の南口を出て、正面の倉敷中央通りをひたすら南へ。約15分歩くと現代的な店の並びが途切れ、そこから白壁と川がはじまる。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。