和歌山・那智勝浦No.206★★★地図で見る →

熊野那智大社と那智の滝

history王道を、いちばんいい形で

那智の滝は落差133mの一段の直瀑で、日本一の落差を誇る。滝そのものを御神体として祀る熊野那智大社と、朱塗りの三重塔が滝を背景に並ぶ景観は熊野詣を象徴する風景だ。

熊野那智大社と那智の滝
実写(ライセンス済み)Nekosuki / CC BY-SA 4.0

熊野那智大社は熊野三山の一社として紀伊半島の深山に鎮座する。境内の斜面の上から見下ろす那智の滝は落差133mの直瀑で、滝神・飛龍権現として千年以上前から祀られてきた。隣接する青岸渡寺の朱塗りの三重塔と滝が重なる構図は日本有数の景勝として名高い。大門坂は中辺路(なかへち)の熊野古道の一部で、杉並木に挟まれた石畳の参道(約600m)が当時の巡礼路の面影を今に伝える。

歴史・背景

熊野三山への参詣は平安時代(794〜1185年)以降に広まり、上皇や武士から庶民まで数多くの人々が「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど列をなして訪れた。大門坂を含む中辺路は2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)日:Jnn / CC BY 2.1 jp
大門坂
杉並木に挟まれた熊野古道・中辺路の石畳の参道(約600m)。かつての巡礼路の面影を残す
熊野那智大社の社殿
熊野三山の一社として深山の斜面に建つ朱塗りの社殿群
那智の滝
落差133m・日本一の直瀑。飛龍権現として祀られ、滝壺近くの飛瀧神社から近くで眺められる
青岸渡寺の三重塔
那智大社に隣接する寺の塔。那智の滝を背景に朱塗りの塔が並ぶ構図が那智を象徴する

おすすめの楽しみ方

大社の開門は7:00〜16:30(宝物殿8:30〜、拝観¥300)。境内への参拝は無料。大門坂から大社へ登り、青岸渡寺の三重塔を経て那智の滝の飛瀧神社まで下りるルートがおすすめで、全行程は2〜3時間ほど。飛瀧神社からの滝の見学は別途拝観料¥300(最新情報は現地で確認を)。アップダウンが多いため、歩きやすい靴で。

実際の行き方

起点
大阪天王寺駅
所要
約3時間 · JR+路線バス
降車
紀伊勝浦駅(JR紀勢線)
  1. 大阪天王寺駅→紀伊勝浦駅(JR紀勢線特急くろしお・約2時間40分)。
  2. 紀伊勝浦駅→大門坂バス停(熊野交通路線バス・約20分・¥420)。石畳の大門坂を上り那智大社へ。
  3. 那智大社→青岸渡寺三重塔→那智の滝・飛瀧神社(徒歩・下り・約15分)。
大阪天王寺→紀伊勝浦駅(特急くろしお)→バスで那智山
大阪天王寺駅からJR紀勢線特急「くろしお」で紀伊勝浦駅まで約2時間40分(直通)。紀伊勝浦駅から熊野交通の路線バスで那智山方面へ。大門坂で下車の場合は約20分・¥420、那智山終点まで約30分・¥630。大門坂から大社へ石畳を歩き上がり、その後那智の滝へ下る行程がおすすめ。
那智山からバス→紀伊勝浦駅→特急くろしおで大阪へ
那智山バス停から熊野交通バスで紀伊勝浦駅へ(約30分)。特急「くろしお」で大阪天王寺へ戻る。バスの本数は午後になると45分に1本程度になるので、那智山バス停で帰りの時刻を確認しておくこと。繁忙期は特急の指定席を事前予約することを推奨。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
大社境内への参拝は無料(宝物殿¥300)。那智の滝・飛瀧神社の近くで眺める場合は別途拝観料¥300(最新確認要)。JRの特急は乗車券+指定席特急料金が必要。路線バスはICカードまたは現金。
定休
大門坂から大社へのルートはアップダウンが多い。石畳は雨後に滑りやすいため、歩きやすい靴で。
別ルート
新宮駅からは熊野交通バスで那智山へ(約30分)。新宮には特急くろしおが停まるほか、熊野本宮大社方面との組み合わせにも便利。
降りたあと
紀伊勝浦駅発の熊野交通バスは「大門坂」(大門坂入口)と「那智山」(社殿・滝の最寄り)の両方に停車。石畳の坂道から歩きたい場合は大門坂で降りる。

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