
岐阜・木曽路No.487★★★地図で見る →
馬籠宿
〜中山道の石畳の宿場〜
木曽路の南端、尾根の斜面に石畳が一本延びる中山道の宿場町。通りの両側を石垣が支え、日中は車が入らない。坂を登り、また下りることがそのまま町歩きになる。
- 起点中津川駅
- 約25分北恵那交通バス・1日約12便
- 降車馬籠(北恵那交通 馬籠線)
- 徒歩
- 馬籠宿
場所
岐阜のほかの記事 18件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 石畳の坂道宿場の端から端まで続く石敷きの坂。両側を石垣が支える
- 清水屋資料館藤村直筆の書簡や資料を伝える、通り沿いの商家の資料館
- 藤村記念館本陣の跡地に建つ記念館。この家に生まれた作家の生涯と作品をたどる
- 馬籠脇本陣史料館脇本陣の史料館。木曽路独特の制度や暮らしの資料が並ぶ
- 見晴台上入口の展望所。谷をへだてて恵那山が正面に立つ
実際の行き方
- JR中津川駅→馬籠(北恵那交通 馬籠線・約25分・終点・800円)。
- 馬籠バス停から坂を数分上がって、宿場の下入口へ。
- 石畳の通りを資料館に立ち寄りながら、坂の上の見晴台まで登る。
- 同じ通りを下って停留所へ戻る。最終バスが早いので時間に余裕を。
- 中津川駅から北恵那交通のバス
- JR中津川駅→(北恵那交通 馬籠線・約25分)→終点の馬籠。運賃は事業者の運賃表で800円。平日は約12便あり、始発が7時42分、最終が18時30分なので、午後からでも十分間に合う。
- 馬籠からの最終バス
- 帰りも同じ馬籠線で中津川駅へ戻る。平日の馬籠発の最終は18時15分と、思っているより早い。あとから走る便はないので、時間ぎりぎりを狙わず、余裕をもって停留所まで坂を下りたい。
どんな場所か
馬籠宿は木曽路の南のはずれ、尾根の上にある。江戸と京を山越えで結んだ中山道の43番目の宿場だ。町は一本の通りしかなく、その通りがそのまま坂になっている。足元は石畳、両側は石垣、傾斜はどこまでも続く。深い軒を張り出した黒い板壁の家々が、坂をはさんで向かい合う。人出の多い時間帯は車が入らないため、聞こえるのは足音と水の音だけ。この坂を登り切ることが、そのまま馬籠を訪ねるということになる。
おすすめの楽しみ方
通りは10時から16時まで車両通行止めになるので、端から端まで歩くならこの時間帯がいい。坂沿いの資料館はおおむね9時から17時、冬はさらに早く閉まるため、着くなら昼過ぎまでが安全だ。まず登り、それから下りてくるといい。同じ坂でも向きが変わると見え方が違い、石畳の仕事ぶりに気づくのは下りのほうだ。
歴史・背景
江戸時代の中山道は、参勤交代の大名から商人、旅の人までを江戸と京のあいだに運んだ。馬籠はその途中、峠を越える前に休む宿場だった。近代日本を代表する作家のひとり島崎藤村は1872年、この町の島崎家に生まれている。本陣(大名が泊まる公認の宿)に加え、庄屋と問屋を兼ねた家だった。その本陣の跡地にいま建つのが、坂の中ほどの藤村記念館である。
行く前に
- 現金
- 通りを歩くのは無料で、駐車場も一部を除いて無料。坂沿いの資料館はそれぞれ入館料がかかる。バス運賃は車内で支払う。
- 知っておきたいこと
- 屋根のない急な坂道で、12〜2月は雪と凍結がふつうにある。この時期は資料館の閉館も早まる。日中は車両通行止めになるため、歩く人にはありがたく、車で乗り入れたい人には向かない時間帯になる。
- 別ルート
- 名古屋からはJR中央本線の特急で中津川へ出て、バスに乗り換える。名古屋・東京方面の高速バスは高速道路上の「中央道馬籠」に停まり、そこから宿場の下入口までは徒歩約15分。
- 降りたあと
- 馬籠は路線の終点で、宿場の下にある駐車場が停留所になっている。そこから下入口までは数分の上り。通りはその門から、坂の上の見晴台までひと続きに延びている。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。

