東京・汐留/築地No.225★★★地図で見る →
浜離宮恩賜庭園
東京湾の縁に広がる17世紀の将軍家庭園。都内唯一の潮入りの池と中島の御茶屋——汐留から数分。

浜離宮恩賜庭園は、かつて干潟だった東京湾の縁に広がる約25ヘクタールの庭園。17世紀中頃、4代将軍・家綱の弟・松平綱重によって造られ、その後の将軍たちの手で磨き上げられてきた。最大の特徴は「潮入りの池」で、水門を通じて東京湾の海水が直接引き込まれ、潮の干満に合わせて水位が変わる——東京に残る唯一の潮入りの池だ。1952年11月、文化財保護法のもとで特別名勝・特別史跡の両方に指定され、日本で最も高い文化財の格付けを受けている。
歴史・背景
5代将軍・綱吉が1686年に領地を拡張し、潮入りの池を加えた。1879年にはアメリカ大統領ユリシーズ・グラントを招いた鴨狩りが行われたことでも知られる。1870年に明治皇室の所有となり「浜離宮」と改名。戦後、東京都に移管され、1946年4月に一般公開された。
見どころ(歩く順)

- 潮入りの池
- 東京湾と水門でつながり、潮の満ち引きで水位が変わる。都内唯一の海水の池
- 中島の御茶屋
- 池の中島に建つ茶屋。木の橋を渡って行き、縁側で抹茶を味わえる
- 三百年の松林
- 関東大震災と戦災を生き延びた原木の松。庭園の背骨をつくる
- 汐留の高層ビル群との対比
- 松の緑ごしに南壁の向こうに並ぶ超高層ビル群——この庭が知られる理由のひとつ
おすすめの楽しみ方
汐留側の大手門から入り、まず潮入りの池へ。中島に渡り、中島の御茶屋で抹茶と和菓子を縁側でいただきながら、松越しに汐留の高層ビルを眺めるのがおすすめ。また、庭内の桟橋から隅田川水上バスで浅草へ向かうこともできる(約45分・別途乗船券要)。
実際の行き方
- 新橋駅 → 汐留駅(都営大江戸線・約2分・1駅)
- 汐留駅 → 浜離宮大手門(ウォーターフロント沿いを南へ徒歩約5分)
- 入園 → 潮入りの池 → 中島の御茶屋で抹茶
- 新橋駅 →(大江戸線 1駅)→ 汐留駅 → 徒歩約5分
- 新橋駅から都営大江戸線で1駅、汐留駅へ(約2分)。浜離宮の案内板に従い、ウォーターフロントを南へ約5分歩くと大手門。計 約7分。電車は数分おきに運行。
- 汐留駅に戻るか、水上バスで浅草へ
- 来た道を戻り汐留駅から都営大江戸線で帰るか、園内の桟橋から隅田川水上バスで浅草へ(約45分・別途乗船券要)。
行く前に
- 現金
- 一般入園料300円(2026年時点。東京都公園協会の公式サイトで事前確認を)。中島の御茶屋の抹茶は別料金。大江戸線は交通系ICカード対応。
- 定休
- 毎週月曜休園(月曜が祝日の場合は翌火曜休園)。12/29〜1/1も休園。
- 別ルート
- 東京メトロ日比谷線の築地駅からは北門まで徒歩約10分——築地エリアを合わせるルートに便利。
- 降りたあと
- 汐留駅からウォーターフロントを南へ徒歩約5分、浜離宮の大手門へ。