
埼玉・飯能No.087★地図で見る →
天覧山
東京の北西、埼玉・飯能の町の裏にある標高197メートルの木立の山。登山口から三十分ほどで山頂に立て、展望台からは関東平野の先に富士山を望む。
- 起点池袋駅
- 約60分電車+徒歩
- 降車飯能駅(西武池袋線)
- そこから
- 天覧山
狙い目
海外の来訪者には静かなまま。英語の観光情報がほとんど無く、飯能は多くの登山者が奥の山へ向かう通過点で、足元の小さな丘に立ち止まる人は少ないためだ。地元は朝の散歩に使う。改札も入山料もなく、寺の参道と道標のついた登り道があるだけ。海外の日帰りで巡る定番ルートからも外れている。
場所
埼玉のほかの記事 19件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 能仁寺山の麓にある寺。ここから道標に従って登り始める
- 崖の石仏登り道のチャートの崖に据えられた石仏。旧称「羅漢山」の名残
- 山頂の展望台飯能の街と関東平野、奥多摩の山並みを見晴らすデッキ
- 多峯主山への尾根道天覧山から尾根づたいに隣の峰へつなぐなだらかな道
実際の行き方
- 池袋駅(都心)→飯能駅(西武池袋線・約40〜60分)。
- 飯能駅(北口)→麓の能仁寺(旧町を抜けて徒歩・約20分)。
- 能仁寺→山頂の展望台(道標の道を徒歩・約20〜30分)。
- 西武池袋線で飯能へ、そこから徒歩
- 池袋駅(都心)→(西武池袋線・飯能方面、電車により約40〜60分)→飯能駅。駅の北口から旧町を抜け、麓の能仁寺そばの登山口まで徒歩約20分。池袋からの合計はおおよそ1時間。通勤路線で本数が多いので、時刻表に合わせる必要はない。
- 電車は日中ずっと動いている
- 帰りは来た道を戻る。飯能駅まで歩いて下り、西武池袋線で都心方面へ。飯能は本数の多い通勤路線の町なかの駅なので、電車は日中から夜まで頻繁に走り、最終バスの心配はない。ただし山の上が明るいうちに歩いて下り始めること。
どんな場所か
天覧山は飯能の町のすぐ裏に立つ手軽な低山だ。麓の寺・能仁寺そばの登山口から二十〜三十分ほどで山頂に着く。標高197メートルと小さいが、山頂の展望台は南に開け、飯能の街並みと関東平野、その奥に奥多摩の山並みが連なり、よく晴れた日には富士山も見える。道はなだらかで家族連れでも歩けるほどで、山頂から尾根づたいに隣の峰・多峯主山へ足を延ばす人も多い。
おすすめの楽しみ方
富士山を狙うなら空気の澄んだ晴れた朝がよく、登りは一時間もかからない。麓の能仁寺から登り始め、時間があれば尾根を多峯主山へたどると歩き応えが増す。
歴史・背景
この山は三つの名を経てきた。もとは山中の愛宕社にちなみ愛宕山と呼ばれた。次に、江戸時代(1603〜1868年)に五代将軍徳川綱吉の病気平癒の礼として生母・桂昌院が十六羅漢を奉納したことから羅漢山と称された。現在の名は1883年(明治16年)、明治天皇が山頂から近衛兵の演習をご覧になったことに由来し、「天覧」は天皇がご覧になることを意味する。登り道のチャートの崖には今も石仏が残る。
行く前に
- 現金
- 丘に支払いはなく、登山道は無料。水は持参を。売店や自販機は麓の町、駅の近くに少しある。
- 知っておきたいこと
- 登山道はいつでも入れるが、山頂の岩は柵がない。特に子連れは縁に寄りすぎないこと。道に灯りはないので明るいうちに。
- 別ルート
- 駅から歩く代わりに、飯能駅北口から国際興業バス(西武飯能・日高方面)で「天覧山下」まで行く手もある。当日の時刻表は駅で確認を。
- 降りたあと
- 飯能駅の北口から旧町を抜け、麓の能仁寺まで歩き、道標に従って登る。登山口まで徒歩約20分。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。