青梅・沢井No.073地図で見る →

澤乃井(小澤酒造)

food穴場——実はすごい

東京最古と記録される酒蔵。1702年創業の小澤酒造が多摩川のほとりに設けた開放的な庭で、看板銘柄「澤乃井」の利き酒が楽しめる。

澤乃井(小澤酒造)
挿絵(AI生成イラスト)© FNJ

小澤酒造は青梅・沢井の多摩川沿いで三百年以上「澤乃井」を醸し、東京最古と記録される蔵だ。仕込み水は蔵の裏手の岩盤を約140メートル手で掘り抜いた横井戸から湧く清水で、「沢井」の地名と銘柄「澤乃井」はともにこの水に由来する。蔵に隣接する清流ガーデン澤乃井園は、多摩川沿いに壁のない屋根付きの休憩所(あずまや)が並ぶ庭で、券売機で酒と軽食を注文してゆったりと過ごせる。近くの二軒では、蔵の水でつくった地元の豆腐・湯葉(豆乳からすくった薄い膜)を出している。蔵では見学ツアーも行っており、最後にきき酒がつく。

なぜ穴場のままか

この路線の日帰り客の多くは、神社や渓谷目当てで終点近くの御岳まで乗り通すため、一駅手前の小さな沢井で降りる人は少ない。英語の情報も少なく、都心の主要な観光ルートからも外れている。

歴史・背景

小澤酒造の創業は元禄15年(1702年)。東京の地酒として知られる「澤乃井」は、水の豊かな土地・沢井にちなんだ銘柄で、手掘りの横井戸から引く清水が今も醸造の要になっている。

見どころ(歩く順)

挿絵(AI生成イラスト)江戸村のとくぞう / CC BY-SA 4.0
清流ガーデン澤乃井園
多摩川沿いに並ぶあずまや。券売機で酒と軽食を注文して川を眺めながら過ごせる
蔵見学ツアー
歴史ある蔵と手掘りの横井戸を巡りきき酒で締める(要予約・案内は日本語・英語リーフレットあり)
豆腐と湯葉
庭に隣接する二軒。蔵の水を使った地元の豆腐・湯葉を提供(一軒はコース料理、一軒はカジュアル)
多摩川の湾曲
御岳渓谷の遊歩道沿いに位置する、清流が曲がり込む青梅の一角

おすすめの楽しみ方

JR青梅線・沢井駅で降り、坂を下って徒歩5分で蔵の門。蔵見学ツアーを事前に予約しておき、そのあと庭できき酒セットに豆腐や湯葉を合わせるのがおすすめだ。庭は10〜17時頃の営業で月曜休み。

実際の行き方

起点
新宿
所要
約80〜90分 · 電車(1時間1〜2本)+徒歩5分
降車
沢井駅
  1. 新宿 → 青梅(JR中央線・青梅行き快速で約70分)
  2. 青梅 → 沢井(奥多摩行きの青梅線に乗り換え・約15分)
  3. 沢井駅 → 酒蔵(坂を下って徒歩約5分)
JR中央線+青梅線 約80〜90分
新宿駅→(JR中央線・青梅行き快速で約70分。または立川で乗り換え)→青梅駅→(奥多摩行きの青梅線に乗り換え・約15分)→御岳の一駅手前の沢井駅で下車。計 約80〜90分。沢井駅から酒蔵まで徒歩約5分。
夕方は本数が減る
沢井から東京方面の電車は日中でも1時間に1〜2本程度で、夕方はさらに減る。着いたらまず沢井駅で帰りの時刻を確認し、利き酒が長引かないうちに切り上げるとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
現金を用意して。きき酒セットや食事処は現金が確実で、郊外はカードが使える店が少ないことも多い。
定休
庭園は10:00〜17:00ごろの営業で、月曜休み(月曜が祝日なら翌日)。荒天時は休むこともある。事前に公式サイトで確認を。
別ルート
景色を楽しむなら、一駅先の御岳で降り、多摩川沿いの御岳渓谷の遊歩道を歩いて酒蔵へ向かうのも良い。
降りたあと
沢井駅を出て川の方へ坂を下ると、舗装された道を徒歩約5分で酒蔵の門に着く。

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