葉山の海辺・真名瀬No.093★地図で見る →
葉山・真名瀬海岸
東京の南、葉山の静かな海辺。小さな白いバス待合の先に、沖の岩に立つ赤い鳥居・灯台・富士山が一列に並ぶ。

真名瀬は葉山の海辺に広がる住宅街の一角。低い護岸道路に小さな白いバス待合が立ち、地元の人たちの定番の撮影スポットになっている。沖に浮かぶのは名島——森戸神社の赤い鳥居をいただく裸の岩。その先には葉山灯台が立ち、晴れた日には鳥居・灯台・富士山が海の上で一直線に並ぶ。入場料もくぐる門もない、そこにある海辺が晴れた日に忘れがたい景色をつくる。
なぜ穴場のままか
賑わう葉山の浜へ向かう道すがらの何気ない路肩に見え、多くは通り過ぎる。景色が際立つのは日が低い時だけだ。英語の観光情報が少なく、観光の主導線からも外れている。
歴史・背景
赤い鳥居が立つ名島は沖合約700メートルの小さな岩で、海の龍神をまつる森戸神社の末社・龍神宮がある。森戸神社の創建は1180年と伝わり(源頼朝の勧請とされる)。かつては桟橋と渡し舟で名島に渡れたが今はなく、神社は2024年末に陸側へ遥拝所を新造した。二基の鳥居越しに赤い鳥居と富士を拝める。葉山灯台は、20世紀半ばの俳優でヨットマンでもあった石原裕次郎を偲んで建てられた。
見どころ(歩く順)

- 白いバス待合
- 真名瀬の顔となった小さな海辺のバス停
- 名島の赤い鳥居
- 沖の裸の岩に立ち、森戸神社龍神宮をしるす赤い鳥居
- 葉山灯台
- 俳優・石原裕次郎を偲んで建てられた沖の灯台
- 富士との一直線
- 晴れた日に鳥居・灯台・富士が海の上に一列に並ぶ
おすすめの楽しみ方
夕暮れどき、光が海の向こうに低く傾く頃がいちばん。富士山は空気の澄む冬に見えやすい。晴れた日にだけ揃う並びを目当てに、護岸をゆっくり歩いてみよう。
実際の行き方
- 品川駅→逗子駅(JR横須賀線・直通・約50-60分)。
- 逗子駅→真名瀬バス停(京急バス 逗12/逗11・海岸回り 葉山方面・約16分)。
- バス停から護岸に出て、沖の赤い鳥居を眺める。
- JR電車+京急バス
- 品川駅→(JR横須賀線・直通・約50-60分)→逗子駅→(京急バス 逗12または逗11・海岸回り 葉山〈一色〉方面・約16分)→真名瀬バス停。計およそ70-80分。バスは本数が多い(日中はおおむね15-20分に1本)。
- 同じ海岸回りのバスで帰る
- 同じ海岸回りのバスで逗子駅方面へ戻る。バスは夕方まであるが、日没後は間隔が開く——着いたら停留所で帰りの時刻を確認しておくとよい。
行く前に
- 現金
- バスはICカード(Suica/Pasmo)が使える。海沿いの小さなカフェはカード不可のこともあるので、少し現金も持っておくと安心。
- 定休
- ここは観光地ではなく、生活の場であり現役の海辺。声を控え、海沿いの私有地に立ち入らない。
- 別ルート
- 歩くこともできる。森戸神社から海沿いに約15分の静かな道で真名瀬に着く。
- 降りたあと
- 真名瀬バス停から、赤い鳥居は海の真正面。護岸に出て沖を眺める。