東京西部・檜原村No.068★地図で見る →
払沢の滝
東京で唯一「村」として残る檜原村にある、全長約60m・四段の滝。東京都内で唯一「日本の滝百選」に選ばれた滝。

払沢の滝は、東京で唯一「村」として残る檜原村の北秋川支流にある。入口への道は、はじめは静かな生活の道だ。払沢の滝入口バス停から続く道沿いには、おから(豆腐製造の副産物)で作るドーナツで知られる豆腐店ちとせ屋があり、その先で道は細くなって沢沿いの遊歩道が杉木立へと登っていく。バス停から歩いておよそ15〜20分、黒い岩肌を四段・全長約60mにわたって水が落ちる滝壺に着く。都内の滝でこの滝百選に選ばれているのは払沢の滝ただ一つだ。
なぜ穴場のままか
英語の情報が少なく、東京の定番の日帰りリストにも載らない。多くの人は1時間東の高尾山で足を止める。電車+バス+登り坂の徒歩が要るため、気軽な人出は自然と少ない。
歴史・背景
かつては僧侶が持つ払子(ほっす)の形に似るとして「払子の滝」とも呼ばれ、滝壺には大蛇が棲むという伝説も残る。厳寒期に凍りつく氷瀑でも知られ、檜原村では最大結氷の日を当てる「氷瀑クイズ」が毎年行われる。近年は全面結氷する年は少なく、全面結氷した例として2006年1月の記録が知られる。
見どころ(歩く順)

- 豆腐店ちとせ屋
- 参道沿いの家族経営の豆腐店。おからドーナツで知られる(開店9:30ごろ・火曜定休)
- 四段の滝
- 黒い岩肌を四段に連なり全長約60mにわたって落ちる
- 都内唯一の滝百選
- 東京で唯一「日本の滝百選」に選ばれた滝
- 冬の氷瀑
- 厳寒期に凍結し、村では結氷日を当てるクイズも行われる
おすすめの楽しみ方
払沢の滝入口バス停から沢沿いの遊歩道を徒歩15〜20分で滝へ。氷瀑を見たいなら最も寒い時期に、道すがらちとせ屋でドーナツを一つ。午前はおおむね1時間に1本あるバスも昼前後は本数が減るため、着いたら停留所で帰りの時刻を先に確認しておくとよい。
実際の行き方
- 新宿駅 → 武蔵五日市駅(JR中央線、立川で青梅・五日市線に乗換、約70分)。
- 武蔵五日市駅 → 払沢の滝入口(西東京バス・1番のりば、約25分)。
- 払沢の滝入口 → 滝(豆腐屋の前を過ぎ、沢沿いの道を登る、約15分)。
- JR+西東京バス 計約110分
- 新宿駅 →(JR中央線、立川で青梅・五日市線に乗換、約70分)→ 武蔵五日市駅 →(西東京バス・1番のりば、藤倉/払沢の滝入口/数馬方面、約25分)→ 払沢の滝入口。計 約110分、そこから徒歩約15分。複数の路線がこの停留所に停まり、午前はおおむね1時間に1本ほどだが、昼前後は本数が減る——出発前に当日の時刻表を確認。
- 帰りのバスは日中運行、午後は本数が減る
- 武蔵五日市駅へ戻るバスは日中運行しているが、午後は本数が少なくなる。着いたらまず、停留所で帰りの時刻を確認しておくとよい。
行く前に
- 現金
- この辺りの路線バスは現金のみのことが多いので、小銭を用意しておくと安心。
- 定休
- 沢沿いの道は冬に凍ることがある。朝早めに、足元に注意を。
- 別ルート
- 行きがけの豆腐店ちとせ屋で豆腐やおからドーナツを。開店は9時半ごろ、火曜は定休。
- 降りたあと
- バス停から豆腐屋の前を過ぎ、案内のある沢沿いの道を登る。滝まで徒歩約15分。