
福井・南越前No.1306★★地図で見る →
今庄宿
〜豪雪地に残る北陸道の宿場町〜
福井の山あい、旧北陸道に残る宿場町。曲がりくねった一本の通りに町家が続き、今庄駅から歩いてすぐ。駅舎はいま、町の歴史を伝える情報館を兼ねている。
- 起点敦賀駅
- 約15分ハピライン・毎時1〜2本
- 降車今庄駅(ハピラインふくい線)
- 徒歩
- 今庄宿
狙い目
保存地区として案内板も観光協会もあり、隠れた場所ではない。落ち着いているのは路線の上での位置のせいだ。今庄駅には特急が止まらず、敦賀か福井で普通列車に乗り換えないと着かない。
場所
福井のほかの記事 28件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 今庄まちなみ情報館駅舎の中の展示施設。宿場町・鉄道の町・交通の要所という切り口で町を紹介し、かつての駅の模型もある
- 旧昭和会館脇本陣跡に建つ昭和前期の鉄筋コンクリート造3階建て。国の登録有形文化財
- 旧北陸道の町並み曲がりくねった通りに町家が続く。卯建が立ち、冬は軒下に雪囲いが付く
- 旧旅籠若狭屋解体の危機を地元の人たちが救った旅籠。いまはコンサートや落語の会場にもなる
実際の行き方
- 敦賀駅→今庄駅(ハピラインふくい線・福井方面の普通、約15分)。
- 今庄駅→今庄まちなみ情報館(駅舎内)。
- 駅→旧北陸道の町並み(西へ徒歩数分)。
- 旧街道をゆっくり歩き、駅へ戻って敦賀方面か福井方面の列車に乗る。
- 敦賀駅からハピラインふくいの普通列車で
- 敦賀駅→(ハピラインふくい線・福井方面の普通)→今庄駅、確認時点の時刻表で約15分。列車は昔の山越えの道筋ではなく、北陸トンネルを抜けて今庄に着く。特急は止まらないので、敦賀で普通列車に乗り換える。
- 今庄駅から戻る
- ハピラインふくいの普通列車で敦賀方面へ戻るか、そのまま福井方面へ抜ける。日中はどちらの方面も1時間に1〜2本、夜になると本数が減る。通りを歩き出す前に、駅で帰りの時刻を確かめておきたい。
どんな場所か
今庄は福井の山あい、京都と北の国々を結んだ旧北陸道の途中にある。通りに並ぶ町家は、江戸後期から昭和30年代まで、長い時間をかけて建てられてきたものだ。屋根と屋根のあいだに卯建(うだつ)が立つ家もある。冬には家々の正面に雪囲いが取り付けられ、ここが豪雪地であることが分かる。保存地区の広さは約9.2ヘクタール。のちに鉄道がこの町にもう一つの顔を与え、町が整備した駅舎がいま、その両方を伝えている。
おすすめの楽しみ方
先に情報館に寄っておくと、通りの見え方が変わる。開館時間は9時〜16時と案内されている。そのあと西へ出て旧街道に入り、屋根のあいだの卯建を見上げながらゆっくり歩きたい。冬なら、家々の正面を覆う雪囲いもこの町の見どころだ。
歴史・背景
今庄が北陸道の宿場町として形づくられたのは17世紀初め。江戸時代には越前でも有数の宿場として栄えた。1896年に鉄道が通ると、駅は敦賀へ山を越える急勾配の路線を支える拠点になった。その役目が終わったのは1962年、北陸トンネルが旧線に取って代わったときだ。2020年にはこの鉄道を軸にした日本遺産のストーリーに今庄も加わり、2021年には町並みが重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
行く前に
- 現金
- 通りを歩くのに料金はかからない。今庄駅は無人駅だが、券売機とICカード対応の改札がある。建物の見学に料金がかかるかどうかはここでは扱わないので、駅舎内の観光協会で確認を。
- 知っておきたいこと
- 豪雪地なので、冬は通りに雪が残り、家々の正面には雪囲いが付く。見学できる建物はそれぞれ公開日や時期が異なる。目当ての建物があるなら、情報館で確かめてから計画を立てたい。
- 別ルート
- 福井駅からはハピラインふくい線の敦賀方面の普通列車で今庄駅へ。確認時点の時刻表で約40分。
- 降りたあと
- 今庄まちなみ情報館は今庄駅の駅舎の中にある。旧街道は、駅から西へ数分歩いたところを南北に通っている。
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