三重・伊勢No.207★★★地図で見る →

伊勢神宮 内宮とおはらい町

history王道を、いちばんいい形で

内宮には皇室の祖神・天照大御神が約2,000年にわたって祀られている。参道の五十鈴川を渡るウジ橋から杉木立の参道を歩き、帰りはおはらい町・おかげ横丁で伊勢の食と文化を楽しむのが定番の行程だ。

伊勢神宮 内宮とおはらい町
実写(ライセンス済み)Oilstreet / CC BY 2.5

伊勢神宮は市内125社以上から成る神社の総称で、天照大御神を祀る内宮が最も格式の高い聖地とされる。社殿の内部は板塀の内側に秘められて一般公開はないが、宇治橋を渡り杉木立の玉砂利参道を歩く体験そのものが内宮の醍醐味だ。式年遷宮とは、神宮の社殿を20年ごとに全て建て替える慣行で、690年(天武天皇の代)以来途切れることなく続いてきた。内宮から五十鈴川沿いに続くおはらい町の石畳の通りは、おかげ横丁の食と工芸のエリアに続いている。

歴史・背景

天照大御神を伊勢に祀る起源は紀元前後ともいわれ、五十鈴川沿いの現在地への遷座は垂仁天皇の時代(日本書紀)に定まったと伝わる。20年ごとに社殿を全て新築する「式年遷宮」の制度は690年(持統天皇4年)に定められた。ユネスコ世界遺産には登録されていないが、国内外で日本最高位の神社複合体として広く認識されている。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Zairon / CC BY 4.0
宇治橋
五十鈴川に架かる木造の橋で俗世と神域の境界を表す。20年ごとに架け替えられる
内宮の参道
宇治橋を渡り杉木立の中を進む玉砂利の参道。静かな森の空気が内宮の中心的な体験だ
内宮の社殿
天照大御神が祀られる神明造りの社殿。板塀の外からその輪郭を拝む形式で、内部の撮影は禁止
おはらい町・おかげ横丁
宇治橋から五十鈴川沿いに続く石畳の門前町。伊勢うどんや赤福などの名物が揃う

おすすめの楽しみ方

内宮の開門は5:00(10月〜4月は6:00)、閉門は日没。境内への参拝は無料。宇治山田駅発の最初のバスは6:53発ごろで内宮前に7:15ごろ到着する。午前中の早い時間に参拝すると、日中のツアーバスが来る前の静かな参道を歩ける。おはらい町の店舗は9〜10時ごろから開くので、帰り道に立ち寄るとよい。内宮内では服装に節度を保ち、社殿の内部は撮影不可。

実際の行き方

起点
名古屋駅
所要
約80分 · 近鉄特急
降車
宇治山田駅(近鉄山田線)
  1. 名古屋駅→宇治山田駅(近鉄特急・約80分・¥3,080)。
  2. 宇治山田駅バスターミナル→内宮前バス停(三重交通バス・約15分)。
  3. 内宮前→宇治橋→杉並木の参道→社殿(徒歩・10〜15分)。帰りはおはらい町・おかげ横丁へ。
名古屋駅→宇治山田駅(近鉄特急)→バスで内宮前
名古屋駅から近鉄名古屋線の特急(賢島・鳥羽方面・宇治山田停車便)に乗り宇治山田駅まで約80分(¥3,080)。宇治山田駅前のバスターミナルから三重交通バスの内宮行きで内宮前バス停まで約15分。バスは7時ごろから本数が多い。
内宮前→宇治山田駅→名古屋駅
内宮前バス停から宇治山田駅前行きのバスで戻り(約15分)、近鉄特急で名古屋へ。バスは日中こまめに運行。特急は前日までの予約が不要だが、帰りは駅の券売機でチケットを事前に購入しておくと安心。
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行く前に

現金
内宮境内への参拝は無料。近鉄特急は乗車券に加え特急券が必要(名古屋から合計¥3,080)。ICカード(Suica・manaca等)は近鉄で使用可。三重交通バスはICカードまたは現金。おはらい町・おかげ横丁の店舗はカードと現金が混在する。
定休
板塀の内側にある内宮の社殿は撮影禁止。境内では静粛に。正月や大型連休は非常に混雑する。
別ルート
大阪・京都からは近鉄の大阪難波・京都駅から宇治山田行きの特急(約2時間)。または特定日に各地から運行される高速バスも選択肢になる。
降りたあと
宇治山田駅前のバスターミナルから三重交通バスで内宮前へ。バス停は内宮の大鳥居と宇治橋の正面に位置する。

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