東京・調布/深大寺No.151★地図で見る →
深大寺そば
733年創建の深大寺の門前に、約20軒の手打ちそば屋が並ぶ。武蔵野台地の豊かな湧水がそばを育て、江戸時代から続く門前の食文化を今に伝える。

東京西部・調布にある深大寺は、この地域でも古い寺のひとつ。石畳の門前の路地には約20軒のそば屋が並び、多くが手打ちで麺を出す。始まりは江戸時代(1603〜1868年)で、寺の北側の台地はそば作りに向き、地元の小作農がそば粉を寺に納め、寺が参拝者にそばを振る舞ったのが起こりとされる。武蔵野台地から湧く豊かな水は昔からそばを挽き洗うのに使われ、深大寺そばの名を高めた大きな理由でもある。隣の神代植物公園と古い水車が散策に彩りを添える。
なぜ穴場のままか
ここは観光地でなく住宅地の郊外で、東京の主要な観光ルートから外れているため、外国語の案内が少なく、訪れるのは地元の人が中心です。電車に短いバスを乗り継ぐ必要があり、平日は日帰りの人出が少なめに保たれます。
歴史・背景
深大寺は733年の開創と伝えられ、地元では浅草寺に次いで東京エリアで2番目に古い寺とされる。寺の名は仏教の水神「深沙大王(じんじゃだいおう)」に由来するといい、湧水に恵まれた土地と古くからの水神信仰を映している。深大寺そばは江戸時代の寺の習慣から育ち、元禄期(1688〜1704年)には将軍家や大名(地域の領主)に広く勧められてその名が知られた。かつてこの地にあった共同の水車は、今は深大寺水車館として記念されている。
見どころ(歩く順)

- 深大寺バス停から山門へ
- バス停から山門まで徒歩約1〜2分。両側にそば屋が並ぶ石畳の参道
- 門前のそば屋街
- 山門周辺に約20軒、多くが手打ちのそばを供する
- 深大寺
- 733年開創。地元の言い伝えでは浅草寺に次ぐ東京エリアで2番目に古い寺
- 神代植物公園
- 寺の隣にある大きな公立植物公園。桜・梅・薔薇が季節ごとに咲く
おすすめの楽しみ方
平日の午前は路地が静かで歩きやすい。参道を歩いてそば屋を1軒選び、一杯を味わったあとは隣の神代植物公園へ。春は花、初夏は薔薇が見ごろだ。
実際の行き方
- 新宿駅 → 調布駅(京王線・特急または準特急・約15〜20分)
- 調布駅北口 → 深大寺(京王バス調34・終点・約10〜15分)
- 深大寺バス停 → 山門とそば路地(徒歩約1〜2分)
- 京王線で調布、京王バス調34で深大寺へ
- 新宿駅→(京王線・特急または準特急・約15〜20分)→調布駅。北口のバスロータリーから、深大寺行きの京王バス調34に乗り→(バス・約10〜15分)→終点の深大寺。計 約30〜40分。調34は日中は本数が多く、時刻表を気にしなくても乗れます。
- 同じ経路で戻る
- 深大寺から調34バスで調布駅へ戻り、京王線で新宿方面へ。バスは日中は運行していますが、夕方には終わります。着いたらまずバス停で最終の時刻を確認してください。
行く前に
- 現金
- そば屋の多くは現金のみなので現金を持参。神代植物公園は少額の入園料がかかります。
- 定休
- 月曜または火曜休みの店があります。平日の午前が最も静かで、春と秋の週末が最も混みます。
- 別ルート
- JR中央線の吉祥寺駅からも来られます。南口から小田急バス吉04系統に乗ると、深大寺まで約25分です。
- 降りたあと
- 深大寺バス停から山門と門前のそば路地まで、徒歩で約1〜2分です。