奈良・春日山No.131★★地図で見る →

春日大社

history王道を、いちばんいい形で

奈良の聖なる山裾に鎮座する世界遺産の神社。杉木立に続く石灯籠の参道と、朱塗りの社殿に吊られた釣燈籠で知られる。

春日大社
実写(ライセンス済み)そらみみ / CC BY-SA 3.0

春日大社は奈良公園の奥、森に包まれた山裾に鎮座する。二之鳥居から本殿へと続く参道には、約二千基の石灯籠が並ぶ。これらは約八百年にわたって公家・武家・庶民が奉納したもので、一基ごとに寄進した人の願いが込められている。朱塗りの社殿の軒には約一千基の釣燈籠が吊られ、あわせておよそ三千基に上る。境内は御蓋山の原始林(伐採されていない古い森)に接しており、春日大社が神の使いとして敬う奈良公園の鹿が、苔むした石の間をゆったりと歩く。

歴史・背景

春日大社は768年、権勢を誇った藤原氏の氏神として、当時の都・平城京(現在の奈良)を守るために創建された。本殿は式年造替と呼ばれる定期的な建て替えにより、創建以来の様式が受け継がれてきた。1998年、「古都奈良の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録された。

見どころ(歩く順)

春日大社の石灯籠参道そらみみ / CC BY-SA 3.0
二之鳥居
石灯籠の参道の起点となる、社の二つ目の鳥居
石灯籠の参道
約八百年にわたり奉納された約二千基の石灯籠が本殿まで続く
神鹿
神の使いとして敬われ、境内を歩く奈良の鹿
釣燈籠と朱塗りの社殿
約一千基の釣燈籠が吊られた朱の回廊。御蓋山の深い緑に映える

おすすめの楽しみ方

参道と境内は日中自由に歩ける。一般参拝は3〜10月が6:30〜17:30、11〜2月が7:00〜17:00。節分(二月上旬)と中元(8月14・15日夜)の万燈籠に合わせて訪れれば、約三千基すべての燈籠に一斉に火が灯る。

実際の行き方

起点
近鉄奈良駅
所要
約20分 · バス(頻繁)+徒歩3分
降車
春日大社本殿バス停
  1. 近鉄奈良駅 → 春日大社本殿(「春日大社本殿」行き奈良交通バス、約11〜15分)。
  2. 春日大社本殿バス停 → 本殿(参道を東へ徒歩、約3分)。
  3. バスに乗らず、近鉄奈良駅 → 社(奈良公園を抜けて徒歩、約25分)でも可。
近鉄奈良駅から奈良交通バスで春日大社本殿へ
近鉄奈良駅から「春日大社本殿」行きの奈良交通バスに乗車(運賃250円)→(約11〜15分)→終点の春日大社本殿で下車。バス停から参道を東へ徒歩約3分で本殿。合計 約20分。バスは日中は頻繁に運行。
同じバスで戻るか、奈良公園を抜けて徒歩
同じあたりから奈良交通バスで近鉄奈良駅へ戻るか、奈良公園を通って徒歩約25分で市街へ。バスは日中は本数が多いが夕方は少なくなる——着いたら帰りの時刻をバス停で確認しておくとよい。
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行く前に

現金
外参道と石灯籠の参道は無料。宝物殿や有料の特別参拝はICカード可。バスや少額の支払い用に現金も少し持っておくと安心。
定休
一般参拝は3〜10月が6:30〜17:30、11〜2月が7:00〜17:00。有料の特別参拝は9:00〜16:00で700円。最新の時間は公式サイトで確認を。
別ルート
バスの時間が合わなければ、近鉄奈良駅から奈良公園を抜けて徒歩でも行ける——舗装路で約25分、どの時間帯も気持ちよく歩ける。
降りたあと
春日大社本殿バス停から参道を東へ徒歩約3分で本殿。石灯籠が並ぶ参道はその道沿いに続く。

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