奈良・東大寺境内No.130★★★地図で見る →

東大寺 二月堂

history王道を、いちばんいい形で

東大寺境内、丘の上に立つ国宝のお堂。木造懸造りの舞台はいつでも無料で開放され、大仏殿の大屋根と奈良盆地が一望できる。

東大寺 二月堂
実写(ライセンス済み)Nekosuki / CC BY-SA 4.0

二月堂は若草山の斜面、大仏殿の東の一段高い場所に立つ。正面は懸造り(舞台造り)の木の舞台で、斜面から外へ張り出した構造だ。そこからは大仏殿の屋根、興福寺の五重塔、奈良公園、そして奈良盆地が広がる。堂の名は毎春ここで営まれる修二会に由来し、「お水取り」の名でも知られる。有料の大仏殿とは異なり、この舞台はいつ来ても、料金なしで登れる。

歴史・背景

堂の起こりは8世紀半ばにさかのぼり、修二会は760年に実忠が始めて以来、毎年欠かさず続いてきた。1667年に行の最中の火災で焼失し、現在の建物は1669年の再建で国宝に指定されている。1,250年以上途切れず続くとされるお水取りは、今も行われている日本最古級の宗教行事のひとつだ。

見どころ(歩く順)

二月堂と懸造りの舞台Nekosuki / CC BY-SA 4.0
大仏殿裏からの石段
二月堂への上り道。夜明け前は照明がないため、スマホのライトがあると安心
懸造りの舞台
斜面に張り出した木造の舞台。無料で24時間開放
奈良盆地の眺め
大仏殿の大屋根、興福寺の五重塔、奈良公園が眼下に広がる
1669年再建の国宝本堂
1667年の火災後に建て直された、指定国宝の現在の建物

おすすめの楽しみ方

舞台は閉まらず料金もかからないので、早朝でも夕方でも好きな時間に登れる。盆地を見渡す眺めは早朝の光のなかが格別。火の行事を見るなら3月上旬の修二会期間中、見どころは12日の夜で、大きな松明がこの外舞台を巡る。

実際の行き方

起点
京都駅
所要
約1時間 · バス本数多め
降車
東大寺大仏殿・春日大社前 バス停
  1. 京都駅→JR奈良駅(JR みやこ路快速・約45分)、または→近鉄奈良駅(近鉄・約35〜50分)。
  2. 奈良駅→東大寺大仏殿・春日大社前(市内循環バス2系統・約3〜11分)。
  3. バス停→二月堂の舞台(大仏殿の前を東へ坂を上る・約10分)。
京都駅 → 奈良 → 市内循環バス
京都駅→(JR みやこ路快速・約45分・直通)→JR奈良駅、または→(近鉄奈良線・約35〜50分・直通)→近鉄奈良駅。どちらの駅からも市内循環バス(2系統・外回り)に乗り→(近鉄奈良駅から約3分/JR奈良駅から約11分)→東大寺大仏殿・春日大社前バス停で下車。計 約1時間。電車は毎時数本、循環バスも本数が多い。
帰りは同じ経路
同じ市内循環バスで奈良駅へ戻り、JRか近鉄で京都へ。どちらの路線も夕方以降も運行しているが、遅くまで滞在するなら着いたときに終電の時刻を駅で確認しておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
二月堂の舞台は無料。大仏殿も拝観する場合は大人¥800。市内循環バスは約¥220〜250で、奈良の市内バスはICカードが使える。
定休
夜明け前の石畳は照明がなく薄暗い。スマホのライトや小さな懐中電灯があると安心。
別ルート
春日大社の原始林(樹齢を重ねた杉の森)の参道を歩けば、二月堂から春日大社まで徒歩約20分。
降りたあと
東大寺大仏殿・春日大社前バス停から、大仏殿の前を通って参道を東へ上り、石段を上ると二月堂の舞台に着く(坂を上って約10分)。

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