埼玉・川越No.090★★地図で見る →
川越 大正浪漫夢通り
〜蔵の町並みの一本裏〜
埼玉県川越市にある全長約200メートルの商店街。大正から昭和初期のレトロな店構えが並び、御影石の石畳が敷かれた区間が蔵造りの大通りと平行に走る。

川越を訪れる人の多くは、有名な蔵造りの町並みと菓子屋横丁へ直行する。その一本裏が大正浪漫夢通りだ。緩やかに曲がる通りに約30軒が並び、全長約200メートルのうち約160メートルに御影石の石畳が敷かれる。建物は伝統的な木造の町家に、1923年の関東大震災後に広まった洋風の「看板建築」の店構えが混ざる。そのレトロな雰囲気は映画・ドラマ・CMのロケ地として何度も使われてきた。
なぜ穴場のままか
看板もあり中心部なのに、日帰り客の多くは蔵の大通りをまっすぐ歩き、脇へ曲がらない。百メートル横へ逸れるだけで喧騒が引く。通り自体の英語情報が少なく、旅程に上りにくい。
歴史・背景
かつて銀座通りと呼ばれ、旧川越銀座商店街の一部だった。県内でも早い時期にアーケードが設けられたが老朽化で撤去され、「大正浪漫のまちづくり規範」に沿って今の町並みへ整えられた。「大正浪漫夢通り」という名称は1995年に改称、電線の地中化は2001年に完了した。通りのゆるやかなカーブは、川越の旧城下町の街路割りを今に伝える。
見どころ(歩く順)

- 御影石の石畳
- 約160メートルにわたる御影石の舗装区間
- 看板建築の店構え
- 1923年の震災後に広まった洋風の木造ファサード
- カーブする通り
- 城下町の街路割りを受け継ぐゆるやかな曲がり
- ロケ地の雰囲気
- 映画・ドラマ・CMに度々登場する大正ムードの通り
おすすめの楽しみ方
石畳をゆっくりと歩き、一軒ずつ店構えを眺めていくのがいい。この通りは駅と蔵の町並みをつなぐ道の途中にあるので、「まず大正浪漫夢通りを歩き、そのまま蔵の通りへ」という小江戸めぐりの動線に自然に組み込める。
実際の行き方
- 池袋駅 → 川越駅(東武東上線 急行・約30分・乗り換えなし)。
- 川越駅 → 旧市街へ徒歩(約15分)。
- 大通りの一本裏、石畳の大正の通りへ折れる。
- 東武東上線(直通)
- 東京の池袋駅 →(東武東上線 急行・約30分)→ 川越駅。乗り換えなし。川越駅から旧市街の方へ徒歩15分ほどで、この通りは蔵の町並みの手前にある。運賃は片道およそ490円。電車は日中ずっと頻繁。
- 帰り(日中ずっと頻繁)
- 町なかの通りで、通勤路線が走る。都心行きの電車は夜遅くまで頻繁にあるので、時刻を決めておく必要はない。来た道を川越駅(または西武線の本川越駅)へ戻ればよい。
行く前に
- 現金
- 古い喫茶や小店には現金寄りの店もある。いまはカード可の店も多いが、少し用意を。
- 定休
- 各店それぞれの営業時間で、平日休みの店もある。早朝は静かだが閉まった店も多い。
- 別ルート
- 新宿からは西武新宿線(西武新宿駅)で本川越駅へ。本川越は旧市街に最も近い駅で、通りまで徒歩10分ほど。新宿側から出るなら徒歩が一番短い。
- 降りたあと
- 川越駅から旧市街の方へ徒歩15分ほど。本川越駅からなら10分ほど。通りには案内があり、駅と蔵の町並みの間にある。