山梨・富士五湖No.208★★★地図で見る →

河口湖

nature王道を、いちばんいい形で

富士五湖のなかで東京から最も行きやすい湖。北岸は富士山に正対し、湖面に映る逆さ富士は日本で最も撮られる風景のひとつだ。

河口湖
実写(ライセンス済み)Subramaniam K V / CC BY 3.0

河口湖(かわぐちこ)は富士五湖のなかで最も東に位置し、最も人が訪れる湖だ。富士山の噴火による溶岩が川をせき止めてできたと言われ、五湖のなかでは大きさ二番目だが、新宿から直通バスが出ているために圧倒的に来やすい。湖の東側には宿や温泉、遊覧船が揃うリゾートタウンが広がる。北岸は南岸越しに富士山を真正面に望め、その先端に当たる大石公園が観光バスの停留所となり、季節の花の遊歩道もある。桜の時期には山と花が重なり、秋には周囲の山が色づいて湖面が銅色に染まる。

歴史・背景

富士五湖の地は、少なくとも平安時代(794〜1185年)から富士山を登る修験者の信仰の地だった。湖と山は2013年にユネスコ世界遺産「富士山——信仰の対象と芸術の源泉」として登録された。北岸の眺めは、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎らが湖越しの富士を版画の構図に取り入れたことで19世紀に海外にも知れわたり、今もその構図が生きている。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Alpsdake / CC BY-SA 4.0
大石公園(北岸)
富士山に正対する湖畔の遊歩道。春から秋にかけて季節の花が咲く
逆さ富士
穏やかな朝は湖面に富士の鏡像が映る
河口湖音楽と森の美術館
西岸にある野外美術館。湖を望む庭園がある
紅葉
11月上旬、北岸の山腹の紅葉が最も色鮮やかに染まる

おすすめの楽しみ方

河口湖駅から赤い観光バス(河口湖線)に乗り、北岸沿いに終点の大石まで約30分。穏やかな朝は湖面に富士が映る。桜は4月中旬、紅葉は11月上旬が見ごろ。南岸の丘を上がる河口湖パノラマロープウェイ(約3分)では、より広い視野で湖と富士を見渡せる。

実際の行き方

起点
新宿駅
所要
約110分 · 直通バス(約110分)
降車
河口湖駅(富士急行線)
  1. 新宿駅(バスタ新宿4F)→河口湖駅(直通高速バス・約110分)。
  2. 河口湖駅→大石(赤い観光バス・河口湖線・終点まで約30分)。
  3. 大石公園の北岸遊歩道を、富士山を正面に見ながら歩く。
新宿→河口湖(直通高速バス)
新宿駅(バスタ新宿4F)→河口湖駅まで富士急・京王バスの直通高速バス。所要約110分、運賃約2,200円(ネット購入で約2,000円)。日中はほぼ30分に1本程度。週末・祝日は予約推奨。
帰りは河口湖駅から高速バスで新宿へ
河口湖駅前から新宿(バスタ新宿)行きバスが日中ずっと出ている。帰りも当日購入可能だが、混雑日は乗車前に駅で切符を買っておくと確実。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
高速バスはICカード(Suica・PASMO)または現金で乗車可。大石公園の入場は無料。パノラマロープウェイや遊覧船は別途料金——現金・ICカード可。
定休
富士山は日中、とくに夏は雲に隠れやすい。早朝が晴れやすく眺めがよい。桜(4月中旬)・紅葉(11月上旬)の時期は北岸と東京からのバスが大混雑するため、バスは早めに予約を。
別ルート
大月駅(JR中央線・新宿から約70分)から富士急行線で河口湖駅まで電車で行く方法もある。バスより時間はかかるが、乗り換え1回で電車好きには便利。
降りたあと
河口湖駅から赤い観光バス(河口湖線)に乗り、大石まで約30分(終点)。駅から東岸沿いに湖畔の遊歩道を歩くこともできる。

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