亀老山展望公園
実写(ライセンス済み)As6022014 / CC BY-SA 3.0

愛媛・今治 大島No.1289★★地図で見る →

亀老山展望公園

nature穴場——実はすごい

大島の南端で、来島海峡大橋を真上から見下ろす山頂の展望公園。隈研吾が設計した展望台は、山の輪郭を崩さないよう頂の内側に埋め込まれていて、いつ訪れても無料で入れる。

  1. 起点JR今治駅
  2. 大島南ICから約10分レンタカーかタクシー・山頂行きバスなし
  3. 降車今治駅(JR予讃線)
  4. そこから
  5. 亀老山展望公園

狙い目

しまなみ海道でも指折りの有名な展望地で、穴場ではない。訪れる人をふるい分けているのは行き方だ。山頂まで行くバスはなく、車かタクシーで上がるか、長い坂を歩いて登るしかない。その代わり、岸からでは得られない、橋を上から見下ろす角度がここにはある。

場所

愛媛のほかの記事 30件・地図で開く →

見どころ(歩く順)

亀老山展望台Araiyasushige / CC0
  1. 山に刻まれた階段盛り直した山頂の切れ目のなかを、まっすぐ上っていく長い階段
  2. コンクリートの内部山の内側に収められた屋根のないコンクリートの空間。階段と通路が四方へ延びる
  3. 山頂のデッキペンの一筆のような線を描いて、山の上をなぞる展望の通路
  4. 来島海峡大橋眼下で海峡をまたぐ、吊橋を三つ連ねた世界初の大橋
  5. 地平の石鎚山西日本の最高峰。よく晴れた日には展望台から望める

実際の行き方

  1. JR今治駅→レンタカーかタクシー(山頂行きのバスはない)。
  2. 西瀬戸自動車道で来島海峡大橋を渡り→大島南IC。
  3. 大島南IC→亀老山展望公園の駐車場(山道で約10分)。
  4. 駐車場→山に刻まれた階段→山頂の展望デッキ。
今治からレンタカーかタクシーで
山頂まで行くバスはない。JR今治駅からレンタカーかタクシーで西瀬戸自動車道に乗り、来島海峡大橋を渡って大島南ICで降りる。インターから公園までの山道は約10分と、今治市も今治地方観光協会も案内している。
橋を渡って今治へ戻る
帰りは来た道をたどり、大島南ICから橋を渡って今治へ。夕暮れや夜景まで居るつもりなら、山頂から出るバスはないので、下りの足を上がる前に決めておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

亀老山は、大島の南端にある標高307.8mの山だ。大島は、来島海峡大橋で今治と結ばれた島にあたる。山頂からは、その大橋が海峡をまたいでいく姿を上から見下ろせる。橋桁の下には小島が点々と浮かび、そのあいだを船が行き交う。眺めは360度に開け、西から北には来島海峡と芸予諸島、東には燧灘、南には今治の港と市街が広がる。その眺めを受け止める展望台は、山の上に立つ建物ではなく、山の一部として造られている。

おすすめの楽しみ方

公園は24時間・年中無休で、入るのは無料。だから光に合わせて時間を選べる。海峡の表情がいちばん変わるのは夕方から日没にかけてで、暗くなれば眼下に今治の街明かりがともる。橋のライトアップは決まった日の夜だけなので、合わせたいなら日程を確かめてから向かいたい。

歴史・背景

亀老山には、海辺の洞窟から金色の観音像を背負った大亀が現れ、それをきっかけに山頂に寺が建てられたという伝説が残る。公園にはいまも、観音を背負う大亀の石像が置かれている。中腹には、村上水軍にゆかりの、半ば伝説の人物・村上義弘の墓と伝わる宝篋印塔がある。隈研吾がこの仕事を引き受けたとき、山頂はすでに以前の展望台のために平らに削られていた。隈は削られた尾根を盛り直し、その内側に新しい展望台を収めた。完成は1994年。2017年には、ここから望む来島海峡の眺めが四国八十八景に選ばれた。

行く前に

現金
公園も駐車場も無料。山頂で払うものはなく、かかるのはレンタカーかタクシーの費用と、高速道路の通行料だ。
知っておきたいこと
今治市のページ(2026年10月1日確認)によると、2026年9月24日から2027年1月10日まで(予定)、工事のため駐車場の一部が使えない。山頂は吹きさらしで、どこまで見通せるかは天気と霞しだい。
別ルート
本州側から来るなら、手前の大島北ICで降りる手もある。そこからは約15分。バスなら今治駅から山のふもとの亀山バス停まで行けるが、そこから山頂までは山をまるごと登る道のりになる。この方法なら、最後はタクシーを使うのが現実的だ。
降りたあと
今治駅は海峡をはさんだ四国側にあり、山頂へは橋を渡る道路で向かう。上に着いたら駐車場が起点で、山に刻まれた階段を上がると展望台に出る。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。