山梨・富士山 / 山中湖村No.237★★★地図で見る →
山中湖
富士五湖最大の湖で、山頂までわずか13キロ。ユネスコ世界文化遺産エリア内にあり、北岸サイクリング・ダイヤモンド富士(年2回)・冬のわかさぎ釣りと四季通じて楽しめる。

山中湖は富士五湖のなかで最大の面積を持ち、標高約1,000メートル、最短で山頂まで約13キロと最も山頂に近い。この近さが山中湖の景観のすべてを決めている——晴れた日には岸のどこからでも山が空を埋め、観光地化が比較的少ない北岸からは、水面越しに富士がさえぎるものなく立つ。冬には湖面が凍り、わかさぎの穴釣りが恒例の行事となる。新宿からの高速バスが約2時間半で湖畔に到達し、日帰りでも訪問しやすい。
歴史・背景
山中湖は富士火山帯の東側斜面にできた凹地に形成された。16世紀には富士講の信者が山登りの前に行う禊の場として記録が残る。2013年、富士山とその周辺がユネスコ世界文化遺産に登録された際、山中湖もその構成資産に含まれた。湖畔の山中湖村は人口約4,000人で、四季を通じて観光客が訪れる。
見どころ(歩く順)

- 北岸サイクリングロード
- 開発が少ない北岸は富士の正面構図が最も開けている。湖畔に沿ったサイクリングコースがほぼ全周にわたって整備されている
- パノラマ台
- 湖の南東側の稜線にある展望台(標高約1,090m)。三国山ハイキングコース入口バス停から徒歩約30分——湖と富士を一望できる
- ダイヤモンド富士(10月下旬〜11月中旬・1月下旬〜2月中旬)
- 特定の日時に夕日が山頂と重なり、光る「ダイヤモンド」が輝く現象。北岸・東岸から観察できる
- スワン湖・遊覧ボート
- 白鳥型のペダルボートが桟橋から出航。湖の上から富士をゆっくり眺める
おすすめの楽しみ方
新宿からの高速バスで山中湖バス停に着いたら、徒歩か自転車で北岸を走るのがおすすめ——午前中の早い時間帯は午後に雲が湧く前で富士がよく見える。ダイヤモンド富士を狙う場合は、その年の日程(毎年若干ずれる)を確認し、東岸に日没の1時間前には着くようにする。桜(4月)・秋の澄んだ空(10〜11月)・わかさぎ氷上釣り(1〜2月)と四季ごとに異なる楽しみがある。
実際の行き方
- 新宿駅(バスタ新宿4階)→ 山中湖バス停(京王・富士急高速バス・約2時間25分)。
- 山中湖バス停 → 北岸(徒歩または自転車・湖畔まで約2分)。
- 北岸 → パノラマ台(ハイキングする場合: 三国山ハイキングコース入口バス停 → 徒歩約30分)。
- 新宿→山中湖(富士急高速バス)
- 新宿駅(バスタ新宿4階)から京王・富士急高速バスで山中湖バス停まで(約2時間25分・片道約¥2,500)。バスは1日10便以上運行。バス停から湖畔まで徒歩2分。
- 山中湖から新宿への帰りのバス
- 山中湖発・新宿行きのバスは日中から夕方にかけて数便。最終便の時刻は富士急高速バスのウェブサイトで事前に確認しておくこと。
行く前に
- 現金
- 高速バスはバスタ新宿のカウンターまたはオンライン購入(ICカード・クレジットカード可)。湖畔のレンタサイクルは現金(1時間¥500〜¥1,000程度)。遊覧ボートも現金。コンビニは国道沿いにあり。
- 定休
- 湖と北岸は通年開放。ダイヤモンド富士シーズン(10月下旬〜11月中旬・1月下旬〜2月中旬)は夕方の東岸が混雑するため早めに現地へ。
- 別ルート
- JR特急あずさで大月駅まで(約60〜75分)→富士急行線で河口湖駅まで(約50分)→路線バスで山中湖まで(約30分・1〜2本/時)でも可。
- 降りたあと
- 山中湖バス停は湖の西端、幹線道路沿い。バス停から湖畔・レンタサイクル店まで徒歩約2分。