神戸・摩耶山上No.306地図で見る →

摩耶山 掬星台

〜日本三大夜景と呼ばれる展望台〜

nature穴場——実はすごい

神戸の背後、摩耶山の山上、標高およそ700メートルにある展望広場。日本三大夜景のひとつに数えられ、市バスとケーブル・ロープウェーを乗り継いで山上の「星の駅」に着く。

摩耶山 掬星台
実写(ライセンス済み)Mass Ave 975 / CC BY-SA 3.0

掬星台は、摩耶山上の「星の駅」を出てすぐ目の前に広がる開けた場所だ。名は「星を掬(すく)う」から来ている。標高およそ700メートル。山と海に挟まれた細長い市街をまるごと正面に見下ろすので、灯りが点の集まりではなく一本の帯として届く。この眺めは「1000万ドルの夜景」と呼ばれ、掬星台は日本三大夜景のひとつに数えられている。空気の澄んだ晩には、神戸から湾を越えて大阪、さらに関西国際空港までが視界に入る。行き方は、市バスで山麓へ、そこからケーブルカーとロープウェーを乗り継いで山上へ。

なぜ穴場のままか

関西でもっとも知られた夜景であり、注意すべきは混雑ではなく「その日行けるかどうか」だ。まやビューラインは火曜運休、しかも終了時刻が季節と曜日でかなり違い、冬には年次点検の運休もある。時刻を確かめずに夜だけ決めて向かうと、閉まった駅で終わる。上がる前に当日の最終便を確認すること。そして車ではなく公共交通で——山上の駐車場は週末の夕方から渋滞する。

歴史・背景

掬星台があるのは、神戸の市街地の真後ろに立ち上がる摩耶山の山上。名は「手を伸ばせば星が掬えるほどの高さ」という含意に由来する。六甲の山並みと大阪湾に挟まれた細長い市街を一望する眺めは「1000万ドルの夜景」として知られ、この展望広場は日本三大夜景のひとつに数えられてきた。アクセスは、山麓と山上を結ぶまやビューライン——ケーブルカーとロープウェーを乗り継ぎ、終点は「星の駅」と名づけられている。晴れた晩には神戸を越えて大阪湾の対岸、さらに関西国際空港までが視界に入る。

見どころ

実写(ライセンス済み)KENPEI / CC BY-SA 3.0
標高約700メートルの広場
囲いのある展望室ではなく開けた広場。神戸の海沿いを端から端まで正面に見る
1000万ドルの夜景
山と海に挟まれて市街が圧縮されているため、灯りが点ではなく一本の帯として見える
大阪・関空へ伸びる弧
空気の澄んだ晩は、湾の向こうの大阪から関西国際空港までが視界に入る
二段階の登り
まやビューラインのケーブルとロープウェー。山腹の駅で乗り継ぎ、運行はおおむね20分間隔

おすすめの楽しみ方

明るいうちに上がっておくのがいい。灯りになる前の海岸線の形を見ておくと夜景の見え方が変わるし、その切り替わっていく時間帯こそがいちばん面白い。季節を問わず羽織るものを一枚。標高700メートルの吹きさらしで、下の街とは体感がはっきり違う。着いたらまず星の駅で最終便を確認し、あとはその時刻ぎりぎりまで居座ること。行こうとしている日が火曜なら、素直に別の予定にする。

実際の行き方

起点
神戸三宮駅
所要
約55分 · 市バス+ケーブル+ロープウェー
降車
摩耶ケーブル下 バス停
  1. 神戸三宮駅→摩耶ケーブル下(神戸市バス18系統・約24分)。
  2. 摩耶ケーブル下→山腹の駅(摩耶ケーブル)→星の駅(摩耶ロープウェー)。おおむね20分間隔。
  3. 星の駅→掬星台(駅を出た正面)。
市バス18系統、そこからまやビューライン
神戸三宮駅→(神戸市バス18系統・約24分)→摩耶ケーブル下。ここからまやビューラインで山上へ二段階、摩耶ケーブルに乗り、山腹の駅でロープウェーに乗り継ぐ。運行はおおむね20分間隔。山上の「星の駅」を出た正面が掬星台だ。乗り継ぎを含めて合計およそ55分。
同じ経路を下る——効いてくるのは最終便
ロープウェーとケーブルで摩耶ケーブル下まで下り、市バスで三宮へ。終了時刻の差が大きい。夏季以外の月・水・木は17:30ごろ、夏季の全日と春秋の金・土日祝は20:50ごろ、冬の金・土日祝は19:50ごろ。星の駅に着いたらまず、その日の最終便の掲示を確認しておく。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
現金も持っておく。市バスはICカードか小銭で乗れる。まやビューラインは山麓の駅で往復券を買えるので、先に帰りの分まで買っておくほうが暗くなってから慌てずに済む。
定休
まやビューラインは火曜運休(祝日の場合は翌日)。夏期は無休だが、天候による臨時運休があり、冬には年次点検の運休期間もある。夜の予定に組み込むなら前日に確認を。
別ルート
天上寺前に駐車場があり、掬星台まで徒歩約10分。ただし週末は夕方以降に駐車待ちの渋滞が発生するため、公共交通が推奨されている。
降りたあと
摩耶ケーブル下のバス停からケーブル乗り場までは坂を少し上るだけ。山上では星の駅を出た正面がそのまま掬星台で、追加で登る必要はない。

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