神戸灘・摩耶山麓No.050地図で見る →

青谷道

〜摩耶山へ続く古い石段の参詣道〜

history穴場——実はすごい

摩耶山の南麓・青谷の谷筋を登る、石段の歴史的な参詣道。かつて天上寺への参拝者が歩いた、摩耶山の古い道のひとつ。

青谷道
実写(ライセンス済み)Gohachiyasu1214 / CC BY-SA 4.0

青谷道は、神戸市の灘区・中央区にまたがる摩耶山の南斜面、樹林に覆われた青谷の谷筋を登る道だ。山上の旧・天上寺へ参拝するために歩かれてきた歴史ある参詣道で、今も摩耶ケーブルとロープウェーの脇を上へと続く。下部は舗装された木陰の緩やかな道だが、不動滝を過ぎると土と石段に変わり、稜線へ向かって傾斜を増す。途中、茶園や馬頭観音の大きな像を経由し、短い道のりに山の歴史がいくつも折り重なっている。

なぜ穴場のままか

英語の案内表示はほとんどなく、神戸の夜景日帰りプランにも出てこない(どれもケーブルへ直行する)。市バスに乗り、さらに歩いて登る手間があるため観光客はほとんど通らない。六甲を歩く地元の人が、観光の乗り物と並走する静かな道として知っている。

歴史・背景

摩耶山の天上寺は伝承では7世紀の創建とされ、参拝の地として知られるようになった。その後、1925年に摩耶ケーブルが開業し、現在はロープウェーと接続して山上へ通じている。旧・天上寺の堂宇は1976年の放火により焼失し、仁王門だけが残って約1km北に再建。旧境内は道の終点付近に摩耶山史跡公園として整備されている。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)Gohachiyasu1214 / CC BY-SA 4.0
妙光院と馬頭観音
登山口近くの天台宗の寺。日本最大級とされる高さ約6mの青銅の馬頭観音像を祀る
静香園の茶園
神戸唯一とされる茶園で、1976年に青谷での茶の栽培が復活した
不動滝
舗装路が急な石段へと変わる地点にある、谷筋の小さな行場の滝
摩耶山史跡公園
1976年に焼失した旧・天上寺の跡地。焼け残った仁王門が今も立つ

おすすめの楽しみ方

青谷から青谷道を歩いて登り、山上からケーブルとロープウェーで下れば、登りは徒歩・帰りは楽に楽しめる。不動滝から先の石段は濡れて滑りやすいのでグリップのある靴で。ケーブルで下る予定なら、まやビューラインが運行しているか先に確認を——火曜は運休。

実際の行き方

起点
神戸三宮駅
所要
約30分 · バス(約1時間に1本)
降車
摩耶ケーブル下 バス停
  1. 神戸三宮駅から摩耶ケーブル下 バス停(神戸市バス18系統・約24分)
  2. 摩耶ケーブル下 バス停から登り口(徒歩数分・上り)
  3. 登り口から青谷の谷筋を稜線へ(徒歩・登り)
  4. 山上から麓へ(まやビューライン ケーブル+ロープウェー・約15〜25分)
神戸市バス18系統+徒歩
神戸三宮駅から神戸市バス18系統(新神戸経由・JR六甲道行き)に乗り、摩耶ケーブル下 バス停で下車、約24分。登り口はケーブル駅のすぐ上を歩いてすぐ。徒歩を含めて計 約30分。バスは平日はおおむね1時間に1本(土休日は約30分に1本)なので、出発前に当日の時刻表を確認。
帰りはケーブル、または同じバス
下りにケーブルを使うなら、山上からまやビューラインのケーブルとロープウェーで。火曜は運休で、夕方で運行が終わるので、着いたらまず当日の最終時刻を駅で確認。来た道を戻るなら摩耶ケーブル下 バス停から18系統で三宮へ。最終は夕方なので、停留所で帰りの時刻を確認。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
神戸市バスはICカード・現金可、運賃はおよそ210円。念のため小銭を用意。
定休
石段は濡れて苔むすので、滑らない靴で。雨の日は避ける。
別ルート
疲れたら上りはケーブル、上部だけ歩いて下る。
降りたあと
摩耶ケーブル下 バス停からケーブル駅を過ぎ、案内表示のある石段の道へ。登り口まで徒歩数分の上り。

無料でアカウントを作る

気になった場所を保存して、
旅程を考えるときに開き直せます。

8文字以上