三浦最南端・三崎港No.096★地図で見る →
三崎下町
〜漁港の裏に残るマグロの町〜
三崎漁港のすぐ内側、昭和のまま時が止まったような下町。1833年創業の染物店、蔵造りの商家、マグロ食堂が市場から一本裏に連なる。

三崎は日本有数のマグロの港で、漁港の東側に「下町」と呼ばれる古い商店街が広がる。蔵造りの建物と低い軒の店が昭和(1926〜1989年)の空気を今に伝え、映画やドラマの撮影地にもなる。通りにはマグロ料理の店が並び、その一角には1833年から大漁旗を手染めし続ける三富染物店がある。
なぜ穴場のままか
多くの人は港沿いの市場で足を止め、その裏の通りまで歩かない。古い町並みには英語の案内や地図が少なく、静かで地元の空気が残っている。
歴史・背景
マグロ漁が最盛期を迎えた1960年代、下町には映画館が三軒あったとも言われた。たびたびの大火を経て、多くの建物が壁の厚い耐火性の蔵として建て直された。今も残る「チャッキラコ三崎昭和館」は、江戸時代末期から2002年まで営まれた商家で、現在は無料で公開されている。
見どころ(歩く順)

- 三富染物店
- 1833年創業・手染めの大漁旗、県内で唯一の染元
- 蔵造りの建物
- 壁の厚い耐火性の商家が、下町の昭和の景観をつくる
- チャッキラコ三崎昭和館
- 江戸時代の商家、2002年まで営業・今は無料で見学できる
- マグロ料理の店
- 地元で水揚げされた三崎マグロを出す食堂が並ぶ
おすすめの楽しみ方
市場「うらり」から一本二本裏へ入ると、昭和の店構えに出会える。都合が合えば、1月15日のユネスコ無形文化遺産「チャッキラコ」や、8月の「三浦夜市」に合わせて訪ねるのもよい。
実際の行き方
- 品川駅→三崎口駅(京急線・約90分)
- 三崎口駅→三崎港(京急バス・2番のりばから約15〜20分)
- 三崎港バス停→古い下町(一本内陸へ徒歩・数分)
- 京急電車+京急バス
- 東京の品川駅→(京急線・三崎口方面、約90分)→三崎口駅→(三崎港行きの京急バス・2番のりばから、約15〜20分)→三崎港バス停。計 約105〜110分。バスは日中は毎時数本あり、三崎港が終点。
- 帰りは同じ経路
- 三崎港バス停から京急バスで三崎口駅へ戻り、京急線で東京方面へ。バスは午後も一定間隔で走るが、夕方以降は本数が減るので、着いたら帰りの時刻を停留所で確認を。
行く前に
- 現金
- バスと電車はICカード(Suica/PASMO)が使える。小さな食堂や染物店は現金が基本なので、現金も少し持参を。
- 定休
- 現役の港で、人が働き暮らす通り。船の荷役をする港の作業員に道を譲り、私有の入口には立ち入らない。
- 別ルート
- 日曜の夜明けに来るなら、魚市場の近くで早朝の朝市が立つ。
- 降りたあと
- 三崎港バス停から市場を過ぎ、一本内陸へ入ると古い通り。そこから徒歩で歩き回る。