神奈川・小田原No.246★★★地図で見る →

小田原城

history王道を、いちばんいい形で

15〜16世紀の関東を支配した後北条氏の居城。1960年に再建された鉄筋コンクリート造の天守閣は、小田原駅から徒歩10分。桜の名所としても知られ、最上階から相模湾を一望できる。

小田原城
実写(ライセンス済み)663highland / CC BY 2.5

小田原城は後北条氏が15世紀半ばから1590年まで関東の大部分を統治した居城だ。箱根山の入口という戦略的立地から東日本最強の要塞とされ、何度もの攻城戦を跳ね返した。しかし豊臣秀吉が3ヶ月の包囲戦で城下町ごと封鎖すると北条は降伏し、関東は徳川家康の手に移った。現在の鉄筋コンクリート造の天守閣は1960年の再建で、城と地域の歴史を伝える博物館として公開されている。周囲の城址公園は神奈川でも有数の桜の名所だ。

歴史・背景

15世紀半ばに扇谷上杉氏の大森氏が築いたとされる城に、後北条氏(伊勢宗瑞が1495年に奪取)が100年をかけて拡張し、城下町全体を土塁と空堀で包む惣構えと呼ばれる巨大な防衛システムを完成させた。1590年の豊臣秀吉による3ヶ月の包囲戦で北条氏は降伏、戦国時代の関東が終わった。1703年の地震で損壊し、1870年(明治3年)に廃城・解体。1960年に天守閣が再建された。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)by monado / CC BY-SA 2.5
天守閣(博物館)
5重構造の再建天守(1960年)。館内で甲冑・刀剣・城の歴史を展示。最上階から相模湾を一望
城址公園のお堀と桜
天守を囲む堀沿いの桜並木は神奈川屈指の花見スポット。例年3月下旬〜4月上旬
常盤木門(忍者館)
再建された城門。忍者ミュージアムが入り、障害物や忍術の体験ができる
うまし松の庭(日本庭園)
城内にある松を主体とした日本庭園

おすすめの楽しみ方

小田原駅東口から大堀端通りを北へ徒歩10分で城址公園の東入口へ。天守閣博物館は9:00開館(最終入館16:30・12月第2水曜と12月31日〜1月1日休館)。天守・忍者館・侍館のセット券¥610がお得。最上階から相模湾を眺めたあと、お堀沿いの散策(無料・常時開放)でひと周りするのがおすすめ。

実際の行き方

起点
東京駅
所要
約85分 · 電車(JR・新幹線)
降車
小田原駅(JR東海道線・新幹線)
  1. 東京駅 → 小田原駅(JR東海道線・約85分。または東海道新幹線こだま・約35分)。
  2. 小田原駅東口 → 城址公園入口(大堀端通りを北へ徒歩約10分)。
  3. 公園入口 → 天守閣(正面の園路を約3分)。
JR東海道線で東京駅から小田原駅へ
東京駅からJR東海道線の快速・特急で小田原駅へ(約85分)。小田原駅東口から大堀端通りを北へ徒歩約10分で城址公園入口。新幹線なら東海道新幹線(こだま)で約35分(ひかり・のぞみは小田原に停まらない。乗車前に確認)。新宿からは小田急で約70〜90分。
小田原駅から東京へ帰る
JR東海道線は終日本数が多く予約不要。新幹線のこだまで東京まで約35分。新宿へは小田急が便利。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
天守閣入館¥510・セット券(天守+忍者館+侍館)¥610。入口でICカード可。城址公園・お堀沿いは無料・年中開放。電車はICカード(Suica・PASMO)対応。
定休
9:00〜17:00(最終入館16:30)。12月第2水曜および12月31日〜1月1日は休館。桜シーズン(3月下旬〜4月上旬)は週末に混雑。
別ルート
小田急新宿駅から小田急線で小田原駅まで約70分(急行)。箱根へ続ける場合はそのまま箱根登山鉄道に乗り換えが便利。
降りたあと
小田原駅東口から大堀端通りを北へ徒歩約10分で城址公園の東原門(入口)に着く。

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