京都丹波・美山西No.021★地図で見る →
大野ダム「虹の湖」
京都丹波高原に広がるダム湖「虹の湖」。湖畔の公園には約1,000本の桜と約500本のもみじ。美山のかやぶきの里からも近い。

大野ダムがせき止めた細長いダム湖は、地元で「虹の湖」と呼ばれる。かやぶき屋根の農家集落で知られる美山町の西、京都丹波高原に位置する。湖のまわりには一周できる遊歩道が整い、公園には桜ともみじが植えられ、京都でも指折りの花見と紅葉の名所として親しまれている。ダム湖の環境整備を担う団体の「ダム湖百選」にも選ばれた場所で、春のさくら祭りと11月のもみじ祭りには多くの人でにぎわう。
なぜ穴場のままか
静かなままなのは、英語の情報がほとんどなく、たどり着くのに手間がかかるから。美山の西、かやぶきの里への直行ルートから外れ、1日数本のローカルバス路線の先にある。春秋の祭りの週を除けば、多くの人はそのまま有名な集落へ向かう。
歴史・背景
ダムは1961年(昭和36年)、京都府で最初の多目的ダムとして完成した。由良川に築かれ、洪水調節と水力発電を目的とする重力式コンクリートダムで、堤高は約61メートル。せき止めてできた人造湖が「虹の湖」と名づけられた。公園の桜やもみじは地元の人々が植えたもので、以来数十年をかけて湖畔は景勝地として育まれてきた。
見どころ(歩く順)

- 湖畔の遊歩道
- 湖を一周する、公園の中を巡る散策路
- 虹の湖
- ダムがせき止めた細長い湖。「ダム湖百選」に選定
- 桜ともみじ
- 約1,000本の桜と約500本のもみじが湖畔の公園を彩る
- 季節の祭り
- 4月のさくら祭りと11月のもみじ祭り
おすすめの楽しみ方
桜なら4月上旬、もみじなら11月がおすすめ。祭りの時期と重なり、湖畔が最も色づく。入園無料で駐車場もあり、東にあるかやぶきの里とあわせて訪ねやすい。なお、ダム上部の通路は工事のため2027年3月まで通行できないが、湖畔の公園と周回路は開いている。
実際の行き方
- 京都駅→園部駅(JR嵯峨野・山陰線、約40〜50分)
- 園部駅→和知駅(JR山陰線、約30分)
- 和知駅→大野ダム(南丹市営バス・大野線、約15分)
- 大野ダム→湖畔の周回路(徒歩、数分)
- JR+南丹市営バス
- 京都駅→(JR嵯峨野・山陰線、通常は園部で乗換、約75〜90分)→和知駅→(南丹市営バス・大野線、約15分)→大野ダム。計 約2時間。バスは1日数本のみ——出発前に当日の時刻表を確認し、朝の便を目安に。
- 帰りも同じ道
- 和知駅へ戻る大野線のバスも1日数本のみで、使える最終便は夕方よりかなり早い。着いたらまず、大野ダムのバス停で帰りの時刻を確認してから動くこと。
行く前に
- 現金
- 南丹市営バスのようなローカルバスは現金のみのことが多いので、運賃用に小銭を用意。公園の小さな売店も現金のみの場合あり。
- 定休
- ダムの上(天端)の通路はゲート設備の工事のため2027年3月25日まで通行止め。湖畔の公園と周回路は通れる。湖畔の道は雨後ぬかるむので水際に注意。
- 別ルート
- 車なら京都縦貫道の丹波インターから約40分、公園に駐車場あり。バスの時刻が合わなければ、和知駅からタクシーも一案。
- 降りたあと
- 大野ダムのバス停から、湖畔の公園と周回路はすぐ近く。ほぼ平坦で舗装された道。