白河ラーメン
実写(ライセンス済み)Nyfgye / CC BY-SA 4.0

福島県南・白河No.1109★★地図で見る →

白河ラーメン

〜福島県南の手打ちラーメン〜

food穴場——実はすごい

手打ちのちぢれ麺と澄んだ醤油で全国に名の通った、福島県南の城下町。店は市内じゅうに散らばっていて、駅のとなりの観光施設に、その店を検索できる端末が置かれている。

  1. 起点新白河駅
  2. 約3分JR普通・新幹線から一駅
  3. 降車白河駅(JR東北本線)
  4. 徒歩
  5. 白河ラーメン

狙い目

白河は全国区の名前で、隠れた町ではない。つまずくのは地理のほうだ。店は一本の商店街に固まらず、市街から郊外まで散らばっている。駅に検索端末が置かれているのは、まさにそのためだ。端末を使わないと、結局ホームから一番近い店で済ませることになる。

場所

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見どころ(歩く順)

JR白河駅Asturio Cantabrio / CC BY-SA 4.0
  1. JR白河駅白い下見板の洋館駅舎。切妻の壁に時計が埋め込まれている
  2. しらかわ観光ステーション駅舎に並んで建つ観光施設。地元の産品や工芸を扱う
  3. 白河ラーメンデータベース館内のタッチパネル端末。スープや麺の条件から店を絞り込める
  4. 利き酒コーナー同じ館内にある、市内3軒の蔵の地酒を出すカウンター
  5. 小峰城跡駅前から北へ数分。石垣の残る城跡が公園になっている

実際の行き方

  1. 新白河駅→白河駅(JR東北本線・普通で一駅、約3分)。
  2. 白河駅→となりの観光施設へ(徒歩1分足らず)。
  3. 白河ラーメンデータベースで好みに合う店を絞り込み、そこへ向かう。
  4. 帰りの列車までの時間で、北の小峰城跡まで歩く。
新白河から東北本線で一駅
新白河駅→(JR東北本線・普通で約3分)→白河駅。新白河は町の外れにある新幹線の駅で、白河は中心部に建つ古いほうの駅。名前が似ているので取り違えやすい。この区間の普通列車は本数が多くないため、新幹線のホームを離れる前に発車標を見ておきたい。
白河駅から戻る
白河からは北へ郡山方面、南へ新白河方面、どちらへ乗っても新幹線に出られる。夕方以降は本数がかなり減るので、帰りの最終は出るときではなく着いたときに確かめておくとよい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

白河のラーメンは醤油だ。豚骨と鶏ガラからだしを取り、濁らせずに軽く仕上げる。町の人がいちばん語るのは麺のほうで、そば打ちの技法で切って手で揉む、幅のある多加水のちぢれ麺になる。丼に載るのはネギ、メンマ、ほうれん草、なると、そしてふちを紅く染めたチャーシュー。よその土地ではとうに消えた昔ながらの仕立てが、ここには残っている。歩いて横切れる大きさの市とその周辺に、100軒を超える店。同じ三つの要素を、どの店も違う読み方で組み立てる。

おすすめの楽しみ方

先に食べて、それから町を見る。店は観光の時間ではなく厨房の時間で動いているからだ。出かける前に端末は必ず使いたい。店と店の間が離れていて、歩く時間が新幹線から乗ってきた一駅より長くなることもある。観光施設は朝9時から夕方6時まで開いているので、早めに着くほど選べる幅は広い。

歴史・背景

町が語る始まりは1887年。菓子屋が汁粉の店を開いたが、夏になると客が来ないことに気づいた。息子は横浜へ出て中国の麺料理を学び、1921年に手打ちラーメンの店として戻ってくる。そこからしばらくは、ただの町の食べものだった。店から店へ、弟子から弟子へと二十世紀を通じて広がり、やがて白河は、昼食ではなく訪れる理由としてラーメンを語るようになった。

行く前に

現金
店はどこも小さな個人の厨房なので、現金を持っておきたい。観光施設のなかでは、産品の棚と利き酒のカウンターが有料。検索端末は自分で操作するタッチパネルだ。
知っておきたいこと
観光施設は年末年始、12月29日から1月3日まで閉まる。検索端末もその間は使えない。この区間の東北本線は開けた土地を走り、荒天のときは止まることがある。県南の冬は冷えて乾く。
別ルート
郡山からなら東北本線を南下して乗り換えなしで白河に着く。新幹線より時間はかかるが、そのまま町なかのホームに降りられる。
降りたあと
白河駅と観光施設は同じ駅前広場に面していて、歩けば1分もかからない。小峰城跡は、そこから北へ徒歩数分。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。