東京東部・墨田区/押上No.319★★地図で見る →
すみだ水族館
東京スカイツリータウン内にある都市型の屋内水族館。上部が開いたペンギンプール、クラゲ、江戸の金魚の展示で知られる。展望台とのセット券も用意されている。

海辺の水族館ではなく、都市の水族館。そしてその制約を言い訳にせず、そこを設計の起点にしている。巨大な海中トンネルはない代わりに、空間が「近くで見る」ために組まれている。ペンギンプールは上部がガラスで塞がれておらず、水面の高さで見下ろす構造だ——鳴き声がフロア全体に届く。クラゲは浅く広い皿のような水槽で、身を乗り出して上から覗く。傘がシルエットになる照明が効いている。さらに江戸の金魚の部屋があり、東京の伝統がひとつの展示として独立している。すべて屋内、2フロア、日本一高い塔の真下で。
なぜ穴場のままか
スカイツリータウンに来る人のほぼ全員は展望台が目的で、水族館は家族連れ向けのおまけ扱いになっている。だからこそ、天気が眺望を潰した日の確実な一手になる。曇りの日は展望台の行列が引き、この複合施設で低い雲に台無しにされない施設はここだけだ。
歴史・背景
開館は、高さ634mの塔の足元に整備された東京スカイツリータウンと同時。海辺の水族館の形式を都心に持ち込むのではなく、商業施設の2フロアに収まる都市型施設として計画された。上部の開いたペンギンプールと金魚の部屋という、いずれも「見下ろして見る」展示が看板になっているのはそのためだ。
見どころ(歩く順)

- 屋内開放型のペンギンプール
- 上部にガラスがない大型プール。水面より上の通路から見下ろす
- クラゲの水盤
- 身を乗り出して上から覗く浅く広い水槽。傘がシルエットになる照明
- 江戸の金魚の部屋
- 観賞用の金魚を東京の文化として見せる展示。暗い空間に個別の照明が入る
- 下階の東京ソラマチ
- 買い物と飲食の複合施設。さらに下の階に展望台の入口がある
おすすめの楽しみ方
スカイツリーの一日の「屋内側」として組み、順番は天気で決めるといい。晴れた朝なら展望台が先、曇りならここから始めて空が抜けたら上へ。所要は90分ほど。ペンギンプールは給餌の時間がいちばん面白く、スケジュールは入口と公式サイトに掲示されている。どちらにせよ塔のチケットを買うなら、別々に払う前にセット券を確認すること。
実際の行き方
- 浅草駅→とうきょうスカイツリー駅(東武スカイツリーライン・1駅・約3分)。
- 東京ソラマチに入り、エスカレーターでウエストヤード5階へ。
- 5階の入口でチケットを購入または提示。順路は6階へ上がっていく。
- 浅草から東武スカイツリーラインで1駅
- 浅草駅→(東武スカイツリーライン・1駅・約3分)→とうきょうスカイツリー駅。駅は複合施設の直下。東京ソラマチに入り、エスカレーターで5階へ上がると水族館の入口。館内の移動を含めて計 約10分。電車の本数は多い。
- 浅草へ戻る、または押上から地下鉄で
- とうきょうスカイツリー駅から浅草へは1駅。同じ複合施設内の押上(スカイツリー前)駅からは、東京メトロ半蔵門線が渋谷方面へ、都営浅草線が東京駅周辺へ乗換なしで直通する。
行く前に
- 現金
- チケットは窓口とオンラインで販売。展望台とのセット券も案内されているので、両方行くなら先に確認したい。カード・交通系IC対応。飲食は下の階のソラマチで。
- 定休
- 週末・学校の長期休暇・雨の日が最も混む——展望台が空く条件と、ここが混む条件はちょうど裏返しになる。全館屋内なので、それ以外に天候の制約はない。
- 別ルート
- 新宿・渋谷からは東京メトロ半蔵門線で押上(スカイツリー前)駅まで乗換なし。東京駅からは都営浅草線で押上へ。
- 降りたあと
- とうきょうスカイツリー駅(東武)、押上(スカイツリー前)駅(地下鉄)はいずれも複合施設の直下。東京ソラマチの案内に従い、ウエストヤード5階へ上がる。