砥部焼の里
実写(ライセンス済み)CT-May / CC0

愛媛・砥部No.947★★地図で見る →

砥部焼の里

craft穴場——実はすごい

松山平野の南のへりに広がる磁器の産地。やや厚手の白い肌に、呉須の藍で絵が描かれる。窯元は谷あいに散っているが、公共の施設だけは一本の散策路に沿って並ぶ。

  1. 起点松山市駅
  2. 約50分松山市駅から伊予鉄バス
  3. 降車砥部焼伝統産業会館前(伊予鉄バス)
  4. 徒歩
  5. 砥部焼の里

狙い目

砥部焼は日常の器として全国に知られているが、それを作っている町のほうは愛媛の定番ルートから外れている。松山の名所を見た人が、そのまま南へ下りてくることは多くない。地図で見ると窯元が散っていて、車が要る土地に見えるのも大きい。歩ける部分は小さく、来て立ってみるまで分からない。

場所

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見どころ(歩く順)

砥部焼聖火台モニュメントCT-May / CC0
  1. 砥部焼伝統産業会館約80軒の窯元の作品が並ぶ展示販売と、歴史資料や製造工程のパネル
  2. 砥部焼聖火台モニュメント会館脇の広場に立つ、藍と白の器を積み上げた塔
  3. 陶板の道歩道にも壁にも陶板が敷き詰められた、会館から創作館までの散策路
  4. 陶祖ヶ丘陶祖・杉野丈助の顕彰碑と、時代ごとの陶片を埋め込んだ陶壁碑が立つ小高い丘
  5. 砥部町陶芸創作館ろくろ・手びねり・絵付の3コースがある町営の体験施設

実際の行き方

  1. 松山市駅→砥部焼伝統産業会館前(伊予鉄バス森松・砥部線で約45分)。
  2. 道を渡って砥部焼伝統産業会館と、広場の砥部焼モニュメントへ(徒歩1分ほど)。
  3. 陶板の道を南西へ、陶祖ヶ丘を経て砥部町陶芸創作館まで歩き、同じバス停へ戻る。
松山市駅から伊予鉄バス
松山市駅から伊予鉄バスの森松・砥部線、「断層口」または「大岩橋」行きに乗り、砥部焼伝統産業会館前で降りる。砥部町は乗車時間を約45分としている。会館はバス停から1分ほど。運賃は乗車時に運賃表示で確かめてほしい。
同じバス停から戻る
松山市駅方面の停留所は同じ道沿いにある。観光用のシャトルではなく町の生活路線なので、散策路の奥まで足を延ばす前に、掲示の時刻表を読んでおくといい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

砥部町は松山平野の南のへりにあり、重信川をはさんで松山市と向かい合う。磁器づくりは江戸後期からこの町の産業で、いまも窯元が谷ごとに散らばっている。散っているぶん、窯元めぐりはどうしても車が前提になる。ただし町は、国道33号と379号に沿う53のポイントを「陶街道五十三次」としてつないでいる。そのうち砥部焼伝統産業会館まわりのひとまとまりだけは、器を提げて歩ける距離に収まっている。

おすすめの楽しみ方

砥部町が示す会館の開館時間は9時から17時で、休みは月曜と12月29日から1月1日まで。散策路の反対の端にある陶芸創作館は休みの曜日が別なので、両方を回るなら先に確かめておきたい。松山市駅からのバスは片道でほぼ1時間かかる。ほかの予定のあいだに挟むのではなく、半日を丸ごとあてるほうが素直だ。

歴史・背景

砥部で磁器づくりが始まったのは、大洲藩が1775年に生産を命じたときだ。その2年後の1777年、陶工の杉野丈助が焼成に成功し、砥部焼が生まれた。1818年には川登でより質のよい陶石が見つかり、素地そのものが良くなる。国が伝統的工芸品に指定したのが1976年、愛媛県が無形文化財としたのが2005年である。

行く前に

現金
会館には入館料が要り、確認時点で砥部町は一般300円、学生と65歳以上に割引を示している。モニュメントと陶板の道は屋外で、料金はかからない。バス代と体験のぶんの現金を持っておきたい。
知っておきたいこと
会館の休みは月曜(祝日にあたる場合は翌平日)と、12月29日から1月1日まで。陶芸創作館は休みの曜日が違うので、別に確かめること。陶板の道と広場のモニュメントは屋外なので、天気に左右される。
別ルート
車なら松山自動車道を松山インターチェンジで下り、国道33号を南へ。所要は資料により10〜15分とされる。会館に駐車場がある。
降りたあと
砥部焼伝統産業会館前のバス停から、会館はすぐ目の前で徒歩1分ほど。陶板の道と陶芸創作館は、そこから南西へ続いていく。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。