神奈川・横浜・みなとみらいNo.197★★地図で見る →
横浜赤レンガ倉庫
1911年と1913年に建てられた2棟の煉瓦造倉庫。明治政府の建築家・妻木頼黄が設計し、横浜港の税関倉庫として使われた。2002年に文化・商業施設としてリニューアルし、2022年の改修を経て現在の姿になっている。

2棟の倉庫は横浜港の中央突堤に立ち、海を背にしてランドマークタワーをはじめとするみなとみらいのビル群が西に広がる。横浜が1859年に開港して以来、港は急速に拡大し、明治期に建てられたこの煉瓦倉庫は当時の国際港湾インフラの中核を担った。規模の大きい2号館は現在ショップとレストランに、1号館はギャラリーやイベントホールに使われている。2棟の間と海側のプロムナードは、年間を通じた野外マーケット・コンサート・季節イベント(冬のアイスリンクなど)の会場にもなっている。徒歩圏内に横浜中華街と山下公園がある。
歴史・背景
2号館は1911年、1号館は1913年の竣工で、どちらも妻木頼黄の設計。レンガの壁に鉄骨を埋め込んだ補強構造が採用されたことで、横浜の大半を破壊した1923年の関東大震災でも比較的軽微な損傷にとどまった。戦後はアメリカ軍の使用を経て国の倉庫として活用され、2002年に現在の商業・文化施設としてリニューアル。2022年12月にさらに大規模な改修を終え、煉瓦のファサードはそのままに施設を一新した。
見どころ(歩く順)

- 2号館(ショップ・レストラン)
- 2棟のうち大きい方。1Fはショップ、上階には海が見えるレストラン。10:00〜19:00(レストランは11:00〜20:00)
- 1号館(文化・イベント施設)
- ギャラリーとイベントホール。プログラムは季節ごとに変わる
- 海側プロムナードと広場
- 倉庫と突堤の間に広がる開放的な空間。夕方はみなとみらいの夜景と湾面の光が映える
- 山下公園(徒歩10分)
- 横浜港沿いの長い公園。係留された元客船「氷川丸」が見どころ
おすすめの楽しみ方
夕方から夜の時間帯が最も雰囲気がよく、煉瓦と突堤の灯りが水面に映る。建物の見学だけでも価値がある——2号館の鋳鉄柱の柱廊・上階から見下ろす港の眺め・修復された煉瓦の質感が、この建物の本来の姿を伝えてくれる。徒歩10分の横浜中華街と組み合わせれば横浜の半日コースになる。
実際の行き方
- 新宿駅 → 横浜駅(JR湘南新宿ライン・横須賀線、約28分)。
- 横浜駅地下コンコース → 馬車道駅(みなとみらい線、約5分・2駅)。
- 6番出口 → 海側遊歩道を東へ徒歩8〜10分 → 赤レンガ倉庫の広場へ。
- 新宿駅 → 馬車道駅(みなとみらい線経由)
- 新宿駅からJR湘南新宿ライン(または横須賀線)で横浜駅へ(約28分)。横浜駅の地下コンコースでみなとみらい線に乗り換え、馬車道駅へ(約5分・2駅)。6番出口(赤レンガ倉庫口)から出て海側の遊歩道を東へ8〜10分歩くと正面玄関に着く。計 約35分。みなとみらい線は数分おきに運行している。
- 馬車道駅から横浜駅経由で新宿へ
- 馬車道駅からみなとみらい線で横浜駅へ戻り、JR湘南新宿ライン・横須賀線で新宿方面へ。予約不要・頻繁に走っている。横浜中華街を挟んでから帰る場合は元町・中華街駅が近い。
行く前に
- 現金
- 広場と外観の見学は無料。ショップ・レストランは各店舗の設定に従う。みなとみらい線はSuicaなどのICカードで乗れる。
- 定休
- 2号館ショップは毎日10:00〜19:00、レストランは11:00〜20:00。1号館はイベントにより異なる。広場と突堤に閉門時間はない。季節イベント(桜・夏のマリンフェスタ・クリスマスマーケット・冬のアイスリンク)の週末は特に混雑する。
- 別ルート
- 横浜駅から赤レンガ倉庫方面へのバス(関内・赤レンガ経由)もある。みなとみらい線に乗り換えずにバスで向かう選択肢になる。
- 降りたあと
- 馬車道駅6番出口(赤レンガ倉庫口)から東へ遊歩道沿いに徒歩8〜10分。倉庫の広場側(海側)から入るのが港の雰囲気をよく感じられる。