亀岡・湯の花No.153★地図で見る →
湯の花温泉
京都府亀岡市の中心部から西へ約7キロ、静かな山あいに湧く小さな温泉郷。天然ラジウム泉と、戦国の武将が傷を癒したという湯治伝説で知られる。

湯の花温泉は、京都のすぐ西にある亀岡から谷あいへバスで15〜20分、京都からは合わせて約50分でたどり着く。渓流沿いに旅館が点在する、京の「奥座敷」と呼ばれる湯治場だ。泉質は単純弱放射能泉で、神経痛や筋肉・関節の痛み、疲労回復にやわらぐ湯として長く親しまれてきた。かつてこの地を治めた武将・明智光秀をはじめ、戦国の武将が刀傷を癒しに訪れたと地元に伝わる。
なぜ穴場のままか
京都周辺の温泉客の多くは嵐山か市内の新しいスパホテルへ流れる。湯の花は同じくらいの距離にありながら静かなままだ——英語の情報が少なく、最後はバス少なめの路線バス頼みで、主要な観光導線から外れているためだ。
歴史・背景
湯の花温泉は丹波エリアの古くからの温泉郷で、亀岡市や日本温泉協会が記録を伝えている。戦国武将との結びつきは史実というより言い伝えだが、この湯を「傷を癒す隠れ湯」として長く印象づけてきた。
見どころ(歩く順)

- 谷あいの旅館
- 渓流沿いに旅館が点在する、森に包まれた湯治の谷
- ラジウム泉
- 痛みや疲れをやわらげる湯として親しまれる天然ラジウム泉
- 温泉スタンド
- 温泉の湯を容器に汲んで持ち帰れる、温泉郷内の公共の給湯スタンド
- 京の奥座敷
- 京都のすぐ奥にある静かな湯の里。市街から気軽に足を延ばせる
おすすめの楽しみ方
ゆっくり一泊するのがおすすめ。JR亀岡駅からバスで谷を上がり、渓流沿いの旅館に落ち着いてラジウム泉を味わいたい。通りがかりなら、日帰り入浴を出す宿もある。
実際の行き方
- 京都駅→亀岡駅(JR嵯峨野線・約20分)。
- 亀岡駅南口→湯の花温泉バス停(京阪京都交通40系統バス・約15〜23分)。
- 湯の花温泉バス停→各旅館(谷道を少し歩く)。
- JR嵯峨野線で亀岡へ、京阪京都交通40系統バスへ乗換
- 京都駅→(JR嵯峨野線・快速約20分/普通約27分)→亀岡駅→(京阪京都交通40系統バス・園部方面・約15〜23分)→湯の花温泉バス停。計 約40〜45分。バスは1日数本しかない——出発前に当日の時刻表を確認すること。
- バスで亀岡駅へ戻り、電車で京都へ
- 40系統バスで亀岡駅へ戻り、JR嵯峨野線で京都へ。バスは本数が少なく夕方には運行が終わる——バス停に着いたら、まず掲示された帰りの時刻を確認して乗り遅れないように。
行く前に
- 現金
- バスは現金のみ——小銭を用意(バス区間の運賃は約450円)。
- 定休
- 湯の花温泉バス停から温泉郷までは谷道を少し歩く。道は狭く歩道がないので、車に向かって歩くこと。
- 別ルート
- いくつかの旅館は事前予約で亀岡駅からの無料送迎バスを出している——路線バスの時刻が合わないときの代替に。
- 降りたあと
- 亀岡駅では南口へ出て、京阪京都交通40系統バス(園部駅方面)に乗り、湯の花温泉バス停で下車。