
北海道北東・網走No.1124★★地図で見る →
網走流氷観光砕氷船おーろら
真冬の網走沖、流氷の原に分け入る観光砕氷船。網走川河口の道の駅から出港し、船首を氷に乗り上げて船体の重さで割りながら進む。
- 起点網走駅(JR石北本線・釧網本線)
- 約25分冬季のみ・JR網走駅から徒歩かバス
- 網走流氷観光砕氷船おーろら
狙い目
知られていない場所ではない。オホーツク沿岸の冬の主役で、船は埋まる。効いているのは季節の短さと、氷が時刻表を持たないことだ。運航期間は氷が実際に来る時期に合わせて毎年決め直され、荒天の日は欠航になる。
場所
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- 道の駅 流氷街道網走河口に立つ乗船待合。普通車106台分の駐車枠と切符の窓口
- 1階のカウンター観光案内所、オホーツクの産品売場、テイクアウトの一角
- 2階の展望河口からオホーツク海と知床半島を見渡す高さ
- 岸壁冬に船が着ける、網走川側の船着場
- 船首氷に乗り上げるための形をした前部。あとは重さが割る
実際の行き方
- 網走駅→港(駅前の乗り場からバス、または徒歩で水際まで下る)。
- 道の駅 流氷街道網走→館内の窓口で切符を買う、または受け取る。
- 2階の展望で待ち、呼ばれたら川側から乗る。
- 帰りは同じ道を戻る。冬の列車は本数が少ないので時間を見ておく。
- JR網走駅から徒歩かバス
- 網走駅は石北本線と釧網本線、両方の終点にあたる。この町の玄関口だ。運航会社は、網走駅と女満別空港のどちらのバス乗り場からも乗船場へバスが出ていると案内している。歩く場合は港へ下る一本道で、道の駅は臨港道路沿いの案内で分かる。
- 町へ戻る、または海岸沿いに先へ
- 帰りは同じ短い区間だ。ただし冬の両線は本数が少なく、天候にも左右される。船に乗る前に次の列車を確かめておくほうがいい。駅と空港へのバスは着いたのと同じ乗り場から出るので、待つなら待合の中が暖かい。
どんな場所か
おーろらは全長45m、491トン。この大きさの旅客船が本来必要とする以上の3,000馬力を積んでいる。刃で氷を切るのではない。船首が氷に乗り上げ、船体の重さで割る仕組みだ。もっと重さが欲しいときは、バラストタンクに海水を取り込む。氷の中での速さは3ノットほど。人が歩くくらいの速度だ。これが網走の沖で成り立つのは、海そのものの事情による。アムール川の淡水が表層に塩分の薄い層をつくるため、この緯度とは思えない容易さで凍る。
おすすめの楽しみ方
航行は約60分で、そのうちどれだけを氷の中で過ごすかは氷の具合が決める。甲板がこの船の本題で、船内は温まるための場所だから、どちらかを選ぶより行き来するほうがいい。季節を外すと船は動かないが、道の駅のほうは開いていて、眺めと産品売場のために寄る値打ちはある。
歴史・背景
網走は氷を災いから季節に変えた町だ。おーろらの就航は1991年1月。旅客船がふつうやらない仕事のために造られた船だった。いま使っている船着場は、船より新しい。網走川の河口に立つ道の駅が2008年12月に登録され、そのまま乗船待合として使われている。だから切符の窓口が観光案内所と土産の売場のあいだにある。氷のほうはもっと古い商売相手だ。東樺太海流に乗って樺太の東岸を南下する流れは、誰かが見物の切符を売り始めるずっと前から続いている。
行く前に
- 現金
- 乗船は有料で、席は運航会社の予約窓口が扱う。料金と時刻表は時期ごとに決まり、公式サイトで告知される。どちらも出かける前に確かめておく。道の駅には売店とテイクアウトの一角があり、駐車場も備えている。
- 知っておきたいこと
- 運航は冬季のみだ。期間は毎年決め直され、氷の到来に合わせて動く。同じ日に来る氷ではないからだ。荒天の日は欠航になる。季節を外れれば船は走らないが、道の駅そのものは開いている。
- 別ルート
- この氷に会う方法は船だけではない。網走の両側のオホーツク沿岸からは、乗らずに氷の原を眺められる。網走は二つの鉄道路線が交わる町でもあるので、船が動く季節かどうかに関わらず拠点として使える。
- 降りたあと
- 網走駅から港は東へ下る方向にある。道の駅は網走川の河口、臨港道路が水際に出るところに立っている。この建物が乗船待合なので、切符を買って待つのは岸壁ではなく屋内だ。船はその正面の川側から乗せる。
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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。
