阿蘇 草千里ヶ浜
実写(ライセンス済み)Raita Futo / CC BY 2.0

熊本・阿蘇山No.509★★★地図で見る →

阿蘇 草千里ヶ浜

〜火口跡に広がる草原〜

nature王道を、いちばんいい形で

阿蘇山の中腹、古い火口の底に広がる草地。牛馬が放たれ、まわりをカルデラ中央の五岳が囲む。上の火口が規制で閉じている日も、ここは歩ける。

  1. 起点阿蘇駅
  2. 約30分阿蘇駅からバス
  3. 降車草千里阿蘇火山博物館前(阿蘇火口線)
  4. そこから
  5. 阿蘇 草千里ヶ浜

場所

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見どころ(歩く順)

中岳そらみみ / CC BY-SA 3.0
  1. 草千里の展望地博物館側にある見晴らしの場所。草原の底がひと目で見渡せる
  2. 阿蘇火山博物館草原の北の縁に建つ博物館。火口縁のライブ映像を館内で見られる
  3. 放牧の牛馬暖かい時期に草原へ放たれる家畜。近づかず距離をとって眺める
  4. 火口跡の池古い火口の中央にできる浅い池。季節によって大きさが変わる
  5. 中岳草原越しに見える活動中の火口。風向き次第で噴煙が白く立ちのぼる

実際の行き方

  1. 熊本駅→阿蘇駅(JR豊肥本線・肥後大津乗り換え・約85分)。
  2. 阿蘇駅前→草千里阿蘇火山博物館前(阿蘇火口線・約30分)。
  3. 博物館でその日の規制情報を確かめ、池のほうへ草原を歩く。
  4. 火口が開いていれば山上から上がり、閉じていれば草原と西側の丘で過ごす。
阿蘇火口線・阿蘇駅から
JR阿蘇駅前→(産交バス阿蘇火口線・約30分)→草千里阿蘇火山博物館前。降りたところがもう草原の縁だ。阿蘇駅へは熊本駅からJR豊肥本線、肥後大津で乗り換えて約85分。バスの本数は多くないので、草原へ歩き出す前に帰りの発車時刻を控えておきたい。
博物館前から戻る
帰りは同じ博物館前の停留所から阿蘇駅行きに乗る。午後は便が薄くなり、夕方前には終わってしまう。先に帰りの時刻を決めて、そこから逆算して歩くほうが安全だ。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

草千里ヶ浜は、阿蘇山の中腹にある古い火口の底に広がる、面積78万5,000平方メートルの草地だ。世界でも有数の大きさをもつ阿蘇カルデラの内側にあり、カルデラそのものは南北25キロ、東西18キロに及ぶ。暖かい時期には牛や馬が放たれ、中央のくぼみには雨水がたまって浅い池になる。まわりにはカルデラ中央の五岳、根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳が連なり、いまも噴煙を上げているのは中岳である。

おすすめの楽しみ方

火口へ上がる有料道路のゲートは、多くの時期が8時30分、冬は9時に開き、夕方には閉まる。夜間は通行できない。出発の朝に規制情報を確かめ、博物館を出る前にもう一度見ておくといい。開いていればまず火口へ上がり、戻ってから草原をゆっくり歩く順がいい。

歴史・背景

草千里は山腹にできた浅い二重の火口の跡で、いまの中央火口丘が姿を整えるより前の軽石噴火によって形づくられた。放牧と野焼きが続けられてきたおかげで、藪に還らず草地のまま保たれている。かつては麓から火口縁までロープウェーが通っていたが、噴火と地震で運休を繰り返した末に廃止された。その役目をいま担うのは有料道路とシャトルバスで、山が許した日にだけ動く。

行く前に

現金
草原を歩くこと自体は無料。博物館は別に入館料がかかり、駐車場は有料、火口へ上がる有料道路は開いている日にさらに別料金がかかる。
知っておきたいこと
草原より上にあるものはすべて、阿蘇山の噴火警戒レベル次第だ。レベルは短い間隔で変わり、上がれば火口周辺が立入禁止になる(レベル2で概ね1キロ、レベル3で概ね2キロ)。草千里はその範囲の外にある。有料道路のゲートは夜間閉鎖で、火山ガスや天候によってはその日だけ火口見学が中止になる。
別ルート
車なら熊本市内から約80分、熊本空港から約50分。熊本市内と阿蘇山上を結ぶ直行バスも1日1往復ある。
降りたあと
バスは草原の北の縁、阿蘇火山博物館の前に着く。道を渡れば草地が始まり、歩き出すまで数分だ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。