秩父・小鹿野No.082地図で見る →

毘沙門水

〜白石山から湧く名水百選〜

nature穴場——実はすごい

埼玉・秩父の山あいの町、小鹿野町の馬上地区に湧くカルシウム豊かな天然水。平成の名水百選に選ばれ、今も無料で自分のボトルに汲める。

毘沙門水
挿絵(AI生成イラスト)© FNJ

小鹿野町の馬上地区で、白石山の麓から水が湧き、誰でも自分のボトルを満たせる受けに集まる。山が石灰岩のため、水はカルシウムとミネラルを自然に多く含み、渇水期でも涸れないとされる。古くから馬上地区の暮らしを支えてきた水で、環境省が2008年(平成20年)に平成の名水百選のひとつに選んだ。清らかで冷たく、無料で持ち帰れる湧き水として地域に親しまれている。

なぜ穴場のままか

巡礼路からも渓谷からも外れ、小鹿野の奥へ曲がりくねった道を入る場所にある。英語の情報がとても少なく、乗換えのある本数の少ないローカルバスでしか行けないため、旅行者はほとんど気づかない。地元は主に口伝えで知っている。

歴史・背景

水源の白石山は別名・毘沙門山とも呼ばれる。この湧水は仏教の守護神・毘沙門天が守る「神の水」と伝えられてきた。環境省が2008年(平成20年)に平成の名水百選に選定し、古くから馬上地区の日々の暮らしを支えてきた。

見どころ(歩く順)

白石山が水源
別名・毘沙門山と呼ばれる石灰岩の山が水を育む
平成の名水百選
環境省が選んだ全国100件の清らかな水のリスト。2008年に選定
無料で汲める
自分のボトルに湧き水を無料で汲むことができる
毘沙門氷
夏はこの水で作るかき氷を地元の店が提供する

おすすめの楽しみ方

清潔な空のボトルを持参し、受けの水盤から直接汲むとよい。渇水期でも涸れないとされ、季節を問わず頼りになる。夏は同じ水で作る毘沙門氷もあわせて楽しみたい。

実際の行き方

起点
西武秩父駅
所要
約2時間 · バス少なめ
降車
馬上(うまがみ)バス停・小鹿野
  1. 西武秩父駅→小鹿野町役場(小鹿野町営バス・栗尾/小鹿野方面・約30分)
  2. 小鹿野町役場→馬上バス停(西武観光バスG14・長沢行き・約20分)
  3. 馬上バス停→道端の湧き水(徒歩・約3分)
西武秩父駅+ローカルバス2本
西武秩父駅→(小鹿野町営バス・栗尾/小鹿野方面・約30分)→小鹿野町役場。そこで西武観光バスG14倉尾線・長沢行きに乗換え→(約20分)→馬上(うまがみ)バス停。そこから徒歩で湧き水へ。バス乗車は計約50分だが、どちらのバスも1日5本ほどしかなく乗換え待ちも要るため、往復には合計2時間ほどみておきたい。出発前に当日の時刻表を確認。
同じ経路を逆に
帰りも同じ道で、馬上(うまがみ)からG14バスで小鹿野町役場、そこから小鹿野町営バスで西武秩父駅へ。これらのローカルバスは1日数本のみで、最終は夕方に出る。馬上に着いたら、まず停留所に掲示された帰りの時刻を確認する。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
これらのローカルバスは現金のみ。小銭と小額紙幣を持って。水そのものは無料。
定休
集落の共有の湧き水。使う分だけ汲み、水盤をきれいに使う。
別ルート
車の方がずっと楽。湧き水の近くに停められる場所がある。
降りたあと
馬上(うまがみ)バス停から、舗装された道を徒歩約3分で水の管に着く。

無料でアカウントを作る

気になった場所を保存して、
旅程を考えるときに開き直せます。

8文字以上