東京圏・神奈川県藤沢市江の島No.170★★★地図で見る →
江の島
神奈川県藤沢市の相模湾に浮かぶ周囲約4キロの小島。本州と橋でつながり、日本三大弁才天のひとつ「江島神社」と、富士山を望む展望灯台「シーキャンドル」で知られる湘南を代表する景勝地。

江の島は、湘南の海に突き出た小島で、弁天橋(弁天橋ともよばれる江の島弁天橋)で本土と結ばれている。橋を渡り、参道(弁財天仲見世通り)を上っていくと、江島神社の三社(辺津宮・中津宮・奥津宮)と山頂の「江の島サミュエル・コッキング苑」内に建つシーキャンドルへとたどり着く。江島神社は、海・音楽・財運に縁のある弁才天を祀り、三社が参道に沿って置かれている。辺津宮が最もよく写真に収められる社だ。島の南端には、長さ約152メートルの岩屋洞窟が波の侵食でつくられた。シーキャンドル(湘南港灯台)は2003年にリニューアルし、地上59.8メートル・海抜119.6メートルから湘南の海岸線と、晴れた日には北西の富士山を望める。
歴史・背景
社伝によれば、江島神社の創建は6世紀、欽明天皇の御代に島の洞窟に御殿が営まれたのに始まるとされる。鎌倉時代の史書『吾妻鏡』には、1182年に源頼朝が岩屋に弁才天を祀ったと記されており、以来鎌倉幕府の崇敬を集めた。江戸時代には江戸(現在の東京)からの参詣地として発展し、滋賀・竹生島、広島・宮島とならぶ「日本三大弁才天」の一社として知られるようになった。明治の神仏分離令により現在は純粋な神社となり、三姉妹の海の女神「宗像三女神」を祀る。
見どころ(歩く順)

- 弁天橋
- 本土から島まで約389メートルの歩道橋。ここから島の全体像を眺められる
- 辺津宮(江島神社下社)
- 三社の最初にして最も絵になる社。参道の入口にほど近い
- シーキャンドル(湘南港灯台)
- 地上59.8メートルの展望灯台。屋内・屋外の展望フロアから富士山も望める
- 岩屋洞窟
- 島の南端にある全長約152メートルの海食洞窟。波が何千年もかけて削り出した
おすすめの楽しみ方
弁天橋で島へ渡り、参道を上りながら辺津宮→中津宮→奥津宮と三社を順に訪ねる。山頂のサミュエル・コッキング苑に入り、シーキャンドルへ。富士山の眺望を狙うなら、空気が澄んでいる秋から冬の朝(10〜2月頃)がベスト。岩屋洞窟は島の南端にあり、往復30〜40分の追加になる。週末と夏は混雑するので、平日の早い時間が最も静か。
実際の行き方
- 新宿駅→片瀬江ノ島駅(小田急江ノ島線・約70分)。
- 片瀬江ノ島駅→弁天橋入口(海岸沿いを東へ徒歩・約10分)。
- 弁天橋→辺津宮(江島神社)→サミュエル・コッキング苑 / シーキャンドル(参道を上り・約20分)。
- 新宿駅から小田急江ノ島線
- 新宿駅→(小田急江ノ島線 えのしま号または藤沢乗換、計約70分)→片瀬江ノ島駅。片瀬江ノ島駅から海岸沿いを東へ徒歩約10分で弁天橋の入口。電車は頻繁に運行。
- 帰りは片瀬江ノ島駅から小田急で
- 弁天橋を渡って片瀬江ノ島駅へ戻り、小田急江ノ島線で新宿方面へ。夕方以降も電車は頻繁。江ノ電の江ノ島駅(徒歩圏内)や小田急の湘南台経由なども利用可。
行く前に
- 現金
- 小田急線はICカード(Suica/PASMO)が使用可。江島神社の境内は参拝無料。江の島サミュエル・コッキング苑+シーキャンドルは有料(大人約500円)。岩屋洞窟は別料金。
- 定休
- サミュエル・コッキング苑とシーキャンドルは年中無休(営業時間は季節により変動・公式サイト確認)。岩屋洞窟は夕方早めに閉まる。夏の週末と年末年始が最混雑。
- 別ルート
- 鎌倉からは江ノ電(鎌倉駅→江ノ島駅、約25分)で来ると便利。鎌倉観光と合わせるのにも向いている。
- 降りたあと
- 片瀬江ノ島駅から東へ海岸沿いを徒歩約10分、弁天橋の入口(島の入口)に着く。