東京東部・深川No.079地図で見る →

深川不動堂

history穴場——実はすごい

旧深川の地に建つ成田山東京別院。梵字に覆われた現代的な堂の中で護摩祈祷が一日五度執り行われ、清澄白河のコーヒー焙煎倉庫まで歩いてすぐ。

深川不動堂
実写(ライセンス済み)User:Kentin / CC BY-SA 3.0

深川不動堂は正式には成田山東京別院といい、隅田川の東、掘割の広がる江東区門前仲町の界隈に建つ。最も目を引くのは2011年完成の本堂で、壁面がほぼ全面、黒と金の梵字(日本の仏教で使うサンスクリット文字)で覆われた立方体の建物だ。堂内では毎日決まった時刻に護摩祈祷が行われ、太鼓と読経のなかで不動明王への供養として実際に火が焚かれる。誰でも参列でき、堂に貼られた本日の時刻を確認して入るだけでよい。清澄白河(倉庫を改装したスペシャルティコーヒーの焙煎所が集まる掘割沿いの界隈)まで歩いてすぐの距離にある。

なぜ穴場のままか

同じ古い東京の雰囲気を求める客はたいてい浅草へ向かうので、深川は静かなまま。護摩に英語の案内は少なく外国人客の多くが素通りする。堂に貼られた本日の時刻を見て入るだけでよい。

歴史・背景

起源は1703年(元禄16年)にさかのぼる。本山・成田山新勝寺が不動明王像を深川へ運んで行った開帳が始まりで、舞台で不動役を演じた歌舞伎役者・市川團十郎の人気と結びついていた。寺は9世紀に空海が開いた真言宗智山派に属する。梵字に覆われた特徴的な本堂は、開創310年を前にした記念事業として建立された。

見どころ(歩く順)

深川不動堂・旧堂と提灯User:Kentin / CC BY-SA 3.0
梵字の本堂
2011年建立。外壁を黒と金の梵字(サンスクリット文字)が覆う立方体の堂
毎日の護摩祈祷
一日5回(9時・11時・13時・15時・17時)の火の祈祷。太鼓・読経・本物の炎で執行
成田山の別院
1703年当地に開かれた、成田山新勝寺の東京別院
掘割の路地と清澄白河
門前仲町の下町の掘割沿い。倉庫コーヒーで知られる清澄白河まで歩いてすぐ

おすすめの楽しみ方

護摩の時刻(9時・11時・13時・15時・17時)に合わせて訪れると、炎の祈祷をしっかり見られる。そのあと歩いて清澄白河の倉庫コーヒーへ足を延ばすのがおすすめ。毎月1日・15日・28日には夜19時の護摩も加わる。参拝は無料。

実際の行き方

起点
東京駅
所要
約25分 · 地下鉄+徒歩少し
降車
門前仲町駅
  1. 東京駅から地下通路を歩いて大手町駅へ(約4分)。
  2. 大手町→門前仲町を東京メトロ東西線で(2駅・約4分)。
  3. 門前仲町1番出口→深川不動堂へ徒歩(約3分)。堂で本日の護摩の時刻を確認。
東京駅→大手町→門前仲町(地下鉄)
東京駅から地下通路を歩いて大手町駅へ(約4分)、東京メトロ東西線で門前仲町まで(2駅・約4分)。門前仲町から寺までは徒歩約3分。計およそ25分。電車は日中数分おきに来るので、時刻表を気にする必要はない。
帰りも地下鉄で
行きと同じ経路で戻る。門前仲町から東京メトロ東西線で大手町方面へ、そこで帰りの路線に乗り換える。都心の地下鉄で深夜0時ごろまで走っているため、日帰りなら終電の心配はまずない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
境内への参拝は無料。護摩札や近くのカフェは現金可、一部はカードも可。念のため少し現金を持っておくとよい。
定休
現役の寺。護摩の間は静かに座り、炎を撮影しない。
別ルート
徒歩5分の富岡八幡宮。毎月1日・15日・28日の縁日に。
降りたあと
門前仲町駅の東西線1番出口から北西へ徒歩約3分で寺の門。護摩の堂は境内にある。

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