日本橋
実写(ライセンス済み)Aimaimyi / CC BY-SA 3.0

東京都心・日本橋No.898★★地図で見る →

日本橋

〜五街道の起点となった石橋〜

history穴場——実はすごい

東京都心の日本橋川に架かる石造アーチ橋で、日本の道路網の起点でもある。青銅の獅子と翼のある麒麟、路面に埋め込まれた元標が、都市高速の高架の下に並んでいる。

  1. 起点東京駅
  2. 約15分地下鉄+徒歩
  3. 降車日本橋駅(東京メトロ銀座線・東西線)
  4. 徒歩
  5. 日本橋

狙い目

ここは有名な住所であって、隠れた場所ではない。橋の上の車道は一日中せわしない。見落とされるのは、目線より下と、頭より上にあるものだ。彫刻、路面の板、そして高架の裏側。速度を落とさないかぎり、この橋はただの風景として通り過ぎてしまう。

場所

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見どころ(歩く順)

日本橋の麒麟像Dick Thomas Johnson / CC BY 2.0
  1. 青銅の獅子像橋の四隅の親柱に座り、旧・東京市の紋章を抱えている
  2. 翼のある麒麟像中央の照明柱を飾る青銅の麒麟。道の起点から飛び立つ姿として翼が添えられた
  3. 日本国道路元標路面の中央に埋め込まれた青銅の板。各地までの道路距離はここから測られる
  4. 元標の広場北詰にある小さな広場。車道に出ずに元標の複製を間近で読める
  5. 高架の裏側川ごと橋を覆う都市高速の高架。地下へ移す事業が動いている

実際の行き方

  1. 東京駅→大手町駅(地下通路を徒歩約5分)。
  2. 大手町駅→日本橋駅(東京メトロ東西線・1駅)。
  3. 日本橋駅B12出口→橋の南詰(中央通りを北へ徒歩約3分)。
  4. 北詰へ渡り、元標の複製が置かれた小さな広場を見る。
東京メトロ東西線・大手町乗り換え
東京駅から地下通路を歩いて大手町駅へ(約5分)。東西線に乗って1駅、日本橋駅で降りる。B12出口から中央通りを北へ約3分で橋のたもと。数分おきに運転しているので、時刻を調べる必要はない。
日本橋駅から戻る
東西線で大手町・東京駅方面へ、あるいは銀座線で銀座・新橋・上野方面へ。夜まで本数は多いが、終電は深夜前に出る。近くで食事をして遅くなるときはホームの表示を確認しておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

日本橋は、東京都中央区の日本橋川に架かる石造アーチ橋であると同時に、距離を測るための基準点でもある。江戸幕府がここを五街道の起点と定めて以来、江戸・東京から各地までの距離はこの橋の上から数えられてきた。橋の上を通っているのはごく普通の市街地の道路で、たいていの人は足を止めずに渡っていく。立ち止まると見えてくるのは青銅の造形だ。親柱の獅子、中央の麒麟、そして路面に埋め込まれた元標。真上を都市高速の高架が覆っているため、この橋の写真はいつも日陰で撮られている。

おすすめの楽しみ方

週末の午前中は、通勤の人波が引いて歩道が空く。橋の中央に立って、真上の麒麟を見上げられるのはこの時間だ。北詰から数分歩けば日本橋三越本店や日本銀行本店に着くので、この橋は目的地というより歩き出しの地点として使うのがいい。元標の複製は北側の広場にあり、車の流れを待たずに読める。

歴史・背景

この渡し場所に橋が架かったのは、江戸のはじまりまでさかのぼる。幕府はここを、江戸と諸国を結ぶ五街道の起点と定めた。いま立っている石造アーチは明治の終わり、1911年に開通したもので、高欄と照明柱には彫刻が組み込まれた。1999年には国の重要文化財に指定されている。麒麟に翼が添えられたのは意図的で、すべての道がはじまる場所から飛び立つ姿を表している。

行く前に

現金
橋は公道なので、いつでも自由に渡れて無料。東京メトロの改札はSuicaやPASMOなどのICカードと現金の両方が使える。
知っておきたいこと
橋は24時間開いていて、夜は青銅の照明柱に灯りがともる。雨をしのぐ場所はなく、真上の高架のせいで車の音は絶えない。
別ルート
渋谷方面からは、東京メトロ銀座線が日本橋駅まで直通。上野方面からは同じ銀座線を逆向きに使う。
降りたあと
日本橋駅のB12出口から中央通りへ上がり、北へ歩く。親柱に青銅の獅子が座っているところが橋の始まりだ。

近くのノート

距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。