
北海道・石狩川河口No.980★★★地図で見る →
石狩鍋
〜鮭と味噌の北海道の鍋〜
鮭のぶつ切りと野菜を味噌で煮る鍋で、名前は石狩川の河口に由来する。古い港町だった一帯には神社と鮭漁の資料館が残り、砂丘の道は赤白の灯台へ続く。
- 起点札幌駅
- 約45分+乗継中央バス+予約制の乗合
- 降車石狩(本町花川線・予約制)
- 徒歩
- 石狩鍋
場所
北海道のほかの記事 102件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 石狩弁天社鮭の豊漁を願って建てられた、市内最古の社
- 弁天歴史通り秋のさけまつりの舞台になる、旧港町の短い通り
- いしかり砂丘の風資料館1階は石狩川と鮭漁、2階は縄文の木の漁具を扱う市立の資料館
- 旧長野商店資料館の隣に移築された、市の指定を受けた明治の商家
- 石狩灯台とはまなすの丘公園川が海に届くところ、砂丘に立つ赤白の灯台
実際の行き方
- 札幌ターミナル→石狩庁舎前(北海道中央バス・約45分)。
- 石狩庁舎前→石狩(本町花川線・完全予約制・月〜土運行)。
- 石狩バス停→石狩弁天社と弁天歴史通り(徒歩数分)。
- 歴史の通り→いしかり砂丘の風資料館、そこから砂丘の道で石狩灯台へ。
- 札幌から中央バス、乗り継いで予約制の乗合へ
- 札幌ターミナル7番のりば→(北海道中央バス・石狩線または花川方面の各系統で約45分)→石狩庁舎前。ここで本町花川線に乗り継ぎ、終点の石狩まで。乗り継ぎ側は完全予約制で、電話か運行事業者のWeb予約から申し込む。運行は月曜から土曜まで。
- 石狩バス停から戻る
- 帰りも予約制の本町花川線で石狩庁舎前まで出て、そこから中央バスで札幌ターミナルへ。日曜・祝日と年末年始は運休なので、出かける前に帰りの便まで決めておきたい。運休日はAIデマンド交通が代わりに走るが、こちらも予約が要る。
どんな場所か
石狩川は札幌平野の北の縁で日本海に注ぎ、その河口の漁村が鍋の名前になった。遡上する鮭の量は船団を支え、のちに日本初の缶詰工場まで生んだ。漁の合間に食べる賄いとして、ぶつ切りの身とあらを味噌の汁で煮たのが始まりとされ、甘みを出すキャベツやタマネギも早くから入っていた。港町だった弁天町はいまや短い歴史の通りで、神社と資料館、移築された明治の商家が並ぶ。その先には約46ヘクタールの砂丘が灯台まで続く。
おすすめの楽しみ方
鍋そのものに出会いやすいのは9月下旬のさけまつりで、同じ歴史の通りに巨大な鍋が据えられる。9月15日は石狩鍋記念日として登録されている。祭りの時期を外すなら、神社から資料館、そして砂丘の道を灯台までという歩きの一日として組み立てるといい。帰りの乗合の予約だけは先に済ませておきたい。
歴史・背景
この河口の鮭漁は驚くほど古い。市内の縄文遺跡からは約4000年前の木の漁具が出土し、資料館の2階に並んでいる。河口の神社は1694年、鮭の豊漁を願って建てられ、いまも市内最古の社として残る。砂丘に立つ灯台が初めて灯ったのは1892年。鍋のほうが名前を持つ料理として広く知られるのは、ずっとあとの20世紀に入ってからだ。
行く前に
- 現金
- 歴史の通りも神社も砂丘の公園も、歩くだけなら無料。資料館は有料で、金額は石狩市公式に出ている。予約制の乗合は車内で現金、またはWeb予約時にクレジットカードで払える。
- 知っておきたいこと
- 資料館は週に1日の休館日があり、年末年始も閉まる。開館日と時間は市公式で確かめたい。砂丘のヴィジターセンターは暖かい時期だけの開設で、砂丘の道は日本海からの風をまともに受ける。
- 別ルート
- 車のほうが単純だ。資料館のそばと砂丘の公園に公共の駐車場があり、札幌からの距離も半日の行程に収まる。
- 降りたあと
- 石狩バス停から西へ、弁天町の通りに入る。神社までは2分ほど、資料館はさらに5分ほど先。灯台へはそこから砂丘を15分ほど歩く。
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