京都北・上賀茂No.229★★★地図で見る →

上賀茂神社(賀茂別雷神社)

history王道を、いちばんいい形で

京都の北端、賀茂川のほとりに鎮座する日本最古級の神社で世界遺産。国宝2棟・重要文化財41棟を持ち、6世紀以来続く葵祭の終着点として知られる。

上賀茂神社(賀茂別雷神社)
実写(ライセンス済み)Immanuelle / CC BY 4.0

上賀茂神社は賀茂川の源流近く、京都北端の山際に鎮座する。大きな鳥居をくぐると、砂利敷きの広大な境内が開け、二つの円錐形の立砂が参拝者を迎える。奥の大宮川には橋殿が渡され、朝には川音だけが響く。毎年5月中旬の葵祭では下鴨神社からの行列が平安装束のまま続々とこの境内に入り、境内を平安の色に染める。1300年を超えてこの儀式が続いてきた地に立つと、神社が都の守護としてここに在り続けた意味が伝わってくる。

歴史・背景

上賀茂神社の正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。その草創は6世紀以前にさかのぼり、794年の平安京遷都以前から賀茂祭(葵祭)の記録が残る。807年(大同2年)には勅祭社となり、天皇の勅使が奉幣する国家的な祭祀となった。境内は約23万坪に及び、本殿・権殿の2棟が国宝、41棟が重要文化財。1994年に「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている。

見どころ(歩く順)

実写(ライセンス済み)今紫 / CC BY-SA 4.0
砂利の境内(一の鳥居〜立砂)
鳥居から奥社へ続く広い砂利敷きの参道。二つの円錐形の立砂が正面に立つ
橋殿(はしどの)
大宮川に渡されるように立つ切妻造の殿舎。神事の前に神具を清める場
楼門
内院への入口となる朱塗りの二層の門。重要文化財
双葉葵の苑
渉渓園近くに植えられた神聖な双葉葵(フタバアオイ)。葵祭の名の由来

おすすめの楽しみ方

外苑(一の鳥居から楼門外まで)は無料・通年参拝可。特別参拝(本殿・権殿の近くまで案内付きで入れる有料の「特別参拝」)を申し込むと内院まで入れる(日程・料金はkamigamojinja.jpで確認)。5月中旬の葵祭では平安装束の約500名の行列が下鴨神社から到着し、砂利の境内を埋める。境内は早朝が最も静かで清々しい。

実際の行き方

起点
京都駅
所要
約35分 · バス 約35分
降車
上賀茂神社前(市バス46系統)
  1. 京都駅 → 市バス46系統(上賀茂神社行き)→ 上賀茂神社前バス停(約35分)。
  2. バス停から北へ徒歩約1分 → 一の鳥居 → 砂利の境内(立砂)。
  3. 楼門前 → 橋殿 → 双葉葵の苑。
市バス46系統で上賀茂神社前へ
京都駅バス乗り場 → 市バス46系統(上賀茂神社行き)→ 上賀茂神社前バス停 → 徒歩約1分で参道入口。バスで約35分。または地下鉄烏丸線・北山駅から北へ徒歩約15分も可。
市バスで京都駅へ
上賀茂神社前から市バス46系統で京都駅へ戻る(約35分)。地下鉄を使う場合は北山駅まで徒歩15分→烏丸線南行きで京都駅。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
市バスは均一運賃・ICカード(ICOCA・Suica)可。外苑参拝は無料。特別参拝(内院)には別途料金あり(料金・日程はkamigamojinja.jpで確認)。
定休
葵祭は例年5月中旬に開催。内院(楼門奥)への立入は特別参拝または特別行事の際のみ。
別ルート
対をなす世界遺産・下鴨神社(賀茂御祖神社)は賀茂川沿いを南へ徒歩約30分か、バスでのアクセスも可。午前中に両社を巡るのも良い。
降りたあと
上賀茂神社前バス停から一の鳥居まで徒歩約1分。参道をまっすぐ北に進む。

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