西陣織
実写(ライセンス済み)Lundariokn45 / CC BY-SA 4.0

京都・西陣No.1001★★★地図で見る →

西陣織

craft王道を、いちばんいい形で

糸を先に染めてから織り上げる、京の紋織物。堀川通に面した組合の会館は入館無料で、職人の手織の実演に加えて、蚕の飼育や座繰りまで見られる。

  1. 起点京都駅
  2. 約30分京都駅から市バス9系統
  3. 降車堀川今出川(京都市バス)
  4. そこから
  5. 西陣織

場所

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見どころ(歩く順)

西陣織会館POHAN CHEN / CC BY 2.0
  1. 堀川通の表構え今出川の交差点の南、鋼の文字で館名を掲げた黒いタイル貼りの外壁
  2. 常設の展示西陣織の紹介と、この界隈に残る史料を通年で並べた展示
  3. 手織の機仕切りを置かず、組合の職人が実際に手を動かしている木の機
  4. 蚕と座繰り蚕の飼育と、繭から生糸を引き出す座繰り
  5. 産地直販のショップつくり手の組合が直に売る、西陣織の反物や小物

実際の行き方

  1. 京都駅前→堀川今出川(市バス9系統・堀川通を北へ)。
  2. 反対側の停留所で降りたら堀川通を渡る。会館の入口は今出川の交差点の南、通りに面している。
  3. 常設の展示から見はじめ、手織の機、蚕と座繰り、最後にショップの順に。
  4. 帰りは9系統で南へ戻るか、東へ歩いて地下鉄烏丸線の今出川駅へ。
京都駅前から市バス9系統で堀川通を北へ
京都駅前を出た市バス9系統が、堀川通をまっすぐ北へ上がる。降りるのは堀川今出川で、交通局の系統表では京都駅前から10番目の停留所にあたる。乗っている時間はおよそ30分、停留所から会館までは1〜2分と会館が案内している。堀川通は幹線なので、渋滞の分は見ておきたい。
堀川今出川から京都駅へ戻る
同じ交差点から9系統で南へ戻る。会館が閉まるのは夕方ではなく午後なので、帰りの時刻に追われることはあまりない。最後の部屋に落ち着く前に、停留所の時刻表だけ見ておけば足りる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

西陣織は、糸を先に染めてから織り進めて模様をつくる。この順番が要になる。織りはじめてから色を直すことはできないので、機にかける前に図案を決めきっておく必要がある。同じ反物を延々と織るのではなく、少しずつ、たくさんの柄を織る。国の指定を受けている品種は十二あり、綴から緞子、紬まで幅がある。出ていくものも帯やきものだけではない。ネクタイやショール、緞帳までがこの界隈から出る。産地は御所の北西側だ。ふつうの通りが碁盤に走り、その表構えの奥に仕事場がある。会館は堀川通に面していて、なかの機は仕切りなしに動いている。

おすすめの楽しみ方

開館は10時で、入館は確認した時点では無料だった。ただし手織や着付の受付は15時で締め切られ、建物が閉まるよりだいぶ早い。冬は閉館自体がさらに早まるうえ、組合はきものショーも催しに挙げているから、体験まで考えるなら午前に着いて、入口でその日の予定を確かめておきたい。

歴史・背景

この土地で絹が織られていたのは、西陣という名がつくよりずっと前からだ。名の由来は応仁の乱(1467〜1477年)にある。西軍がこのあたりに陣を構え、戦を避けて散っていた織り手たちが、乱ののちにその陣の跡へ戻って織りを再開した。火は一度ではない。1730年の大火は町を焼き抜き、職人をふたたび散らした。近代化が動くのは1872年だ。京都は佐倉常七・井上伊兵衛・吉田忠七の三人をフランスへ送り、ジャカードの技術を持ち帰らせた。

行く前に

現金
入館料は、確認した時点では無料と案内されていた。手織や着付の体験はそれとは別に申し込んで支払う形で、この無料には含まれない。売店も組合が構えているので、現金を持っておきたい。
知っておきたいこと
休館は月曜。月曜が祝日にあたる日は、翌火曜が休みになる。年末年始は12月29日から1月3日まで閉まる。10月から3月は閉館が早い。堀川通は幅の広い幹線なので、横断は必ず信号のあるところで。
別ルート
地下鉄烏丸線なら、京都駅から今出川駅まで乗り換えなしで着く。そこから堀川通まで西へ、10分あまりの歩きだ。道路の混み具合を計算に入れずに済むのが利点になる。
降りたあと
堀川今出川の停留所は堀川通沿い、会館のすぐそばにあり、ポールから1〜2分。建物は黒いタイル貼りで、館名は鋼の文字。車の流れを見ながら歩いていると通り過ぎてしまう。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。