京都北・貴船No.012地図で見る →

貴船神社 奥宮

nature穴場——実はすごい

名高い灯籠の石段の先をさらに歩いた谷の奥。貴船神社が最初に創建された地・奥宮が、古い杉に囲まれて静かに佇む。

貴船神社 奥宮
実写(ライセンス済み)Hyppolyte de Saint-Rambert / CC BY 4.0

多くの人は貴船神社の灯籠の石段や、夏に川の上へ張り出す川床で足を止める。だが谷の道をさらに十五分ほど上ると、奥宮にたどり着く。ここは貴船神社が最初に創建された場所で、洪水によって本宮が下流へ移される前の鎮座地だ。奥宮は古い杉に囲まれ貴船川のそばに建ち、本殿の下には龍穴(りゅうけつ)と呼ばれる神聖な泉があり、日本有数の龍穴に数えられる。

なぜ穴場のままか

絵になるのは灯籠のある本宮で、多くの日帰り客はそこで足を止める。奥宮はさらに徒歩十五分ほど上った先にあり、道案内の英語表記も少ないため、そこまで足を延ばす人は多くない。

歴史・背景

貴船神社は雨と水を司る龍神・高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、洪水や旱魃のたびに京の人々が祈りを捧げてきた。社伝によれば、玉依姫(たまよりひめ)が黄船に乗って川をさかのぼり、この地の泉に水神を祀ったのが起こりとされる。十一世紀の洪水で創建当初の社が損なわれた後、現在の本宮の地に建て替えられ、もとの鎮座地が奥宮となった。

見どころ(歩く順)

奥宮 本殿Hyppolyte de Saint-Rambert / CC BY 4.0
本宮の参道
谷の入口に立つ、名高い灯籠の石段
谷の参道
本宮・中宮を過ぎて川沿いを上る、杉陰に続く道のり
船形石(ふながたいし)
玉依姫の黄船の伝説にまつわる、船の形を模した積石
龍穴の泉
本殿の下にあるとされる神聖な龍穴。日本有数の龍穴に数えられる

おすすめの楽しみ方

本宮の灯籠の石段から歩き始め、谷の道をそのまま上流へ進む。奥宮は人混みを抜けてさらに十五分ほど先だ。早朝や平日に訪れると、杉の木立と川の音、そして内の社をゆっくり味わえる。

実際の行き方

起点
出町柳駅
所要
約40分 · 電車+バス(要時刻確認)
降車
貴船 バス停
  1. 出町柳駅 → 貴船口駅(叡山電車・鞍馬線/約30分)。
  2. 貴船口駅 → 貴船バス停(京都バス33系統/約5分)。
  3. 貴船バス停 → 本宮(徒歩/約5分)。
  4. 本宮 → 奥宮(谷の道を徒歩/約15分)。
叡山電車+京都バス33
出町柳駅 →(叡山電車・鞍馬線/約30分)→ 貴船口駅 →(京都バス33系統/約5分)→ 貴船バス停。計 約40分、そこから谷を少し上る。33系統は小型の地元バスで、季節により減便・臨時ダイヤの場合がある——出かける前に当日の時刻表を確認。
帰りは同じ経路
京都バス33系統で貴船口駅へ戻り、叡山電車で出町柳へ。バスは夕方で終わる——着いたらまず貴船バス停で帰りの時刻を確認し、暗くなってから谷の道を歩くことにならないように。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
日本の地方バスは現金のみのことが多いので、京都バス33系統の運賃は小銭を用意。社の賽銭も現金。
定休
ここは聖なる水源。水には入らず、奥宮の近くでは静かに。
別ルート
バスを待ちたくなければ、貴船口駅から谷を道沿いに徒歩約30分で貴船まで上ってもよい。
降りたあと
貴船バス停から谷の道を本宮の先へ、奥宮まで舗装路を約15分上る。

無料でアカウントを作る

気になった場所を保存して、
旅程を考えるときに開き直せます。

8文字以上