京都北部・鞍馬No.003★★地図で見る →
くらま温泉
鞍馬山のふもとにある天然硫黄泉。日帰りでも宿泊でも入れ、高台の露天風呂から森を望む。

くらま温泉は、京都市左京区・鞍馬の山あいにあり、叡山電鉄で中心部から北へ約30分の場所にある。料金を払えばだれでも入れる日帰り温泉で、露天風呂のみか、内湯と露天のセットかを受付で選び、館内の食事処も使える。宿泊も可能だ。いちばんの見どころは、本館から離れた高台の露天風呂(屋外の温泉)で、四季で表情を変える森に囲まれている——春は新緑、秋は紅葉。泉質は鉄分を多く含む単純硫化水素泉で、年中無休・朝から夜まで営業している。
なぜ穴場のままか
英語ガイドは鞍馬を「寺と登山の日帰り」として扱い温泉に触れないことが多く、多くの外国人客は温泉まで行かずに帰る。湯は寺の少し先、観光導線から外れた位置にある。
歴史・背景
鞍馬は京都市内でも数少ない天然温泉のひとつとして長く親しまれ、源泉は周囲の山あいの湧き水にたどる。コロナ禍と台風による叡山電鉄の被害を経て2021年に休業し、クラウドファンディングによる改修を経て2024年11月に再開した。鞍馬山と鞍馬寺の紅葉シーズンに間に合う形での再開となった。
見どころ(歩く順)

- 鞍馬寺
- 駅から歩いて訪れる山の寺。温泉の前に参拝する
- 高台の露天風呂
- 本館から離れた高台にある露天風呂。周囲の森と山に開けている
- 内湯+サウナセット
- 内湯とサウナも加わるセットプランで、露天と合わせて楽しめる
- 硫黄泉の湯
- 鉄分を多く含む単純硫化水素泉。肌や疲れによいとされる
おすすめの楽しみ方
叡山電鉄で鞍馬駅まで行き、鞍馬寺を参拝した後に無料の送迎バスか徒歩10分で温泉へ。秋の夕方前が狙い目で、高台の露天を囲む紅葉が最も色づく。営業時間と最終受付は季節で変わるので、公式サイトで確認してから向かう。
実際の行き方
- 京都駅→出町柳(JR奈良線で東福寺、京阪本線で・約15分)。
- 出町柳→鞍馬駅(叡山電鉄・約30分・¥470・15〜20分間隔)。
- 鞍馬駅→くらま温泉(無料送迎バス約3分、または徒歩約10分)。
- 京阪+叡山電鉄
- 京都駅→(JR奈良線で東福寺、京阪本線で出町柳へ・計約15分)→出町柳→(叡山電鉄・北へ延びる景色のよい単線・約30分・¥470)→鞍馬駅→(無料送迎バス約3分、または徒歩約10分)→くらま温泉。合計およそ50〜55分。叡電は15〜20分間隔で運行。
- 同じ路線で戻る
- 帰りは来た道を戻る——無料送迎か徒歩で鞍馬駅へ、叡山電鉄で出町柳へ。電車は夕方まで走るが深夜はない。着いたら鞍馬駅の終電時刻を確認し、温泉の最終受付と下りの電車を逃さないように。
行く前に
- 現金
- 日帰り料金は受付で支払う。2026年時点で、露天のみが平日およそ¥1,400/土日祝¥1,600、内湯+露天+サウナのセットが約¥2,500/¥2,700。山あいの温泉は現金が無難なので、いくらか用意しておくとよい。
- 定休
- 営業10:00〜21:00(年中無休)。最終受付はもっと早く、季節で変わる——暖かい時期は20:20ごろ、冬はさらに早い。当日の最終受付は公式サイトで確認を。
- 別ルート
- 鞍馬駅と温泉を結ぶ無料送迎バスがあり、電車の到着に合わせて運行。歩く場合は駅から車道を10分ほど上る。
- 降りたあと
- 鞍馬駅からは無料送迎バスで約3分、または車道を約10分上ると温泉の入口。