乗鞍高原
実写(ライセンス済み)SHori / CC BY 4.0

長野西・乗鞍No.1227★★地図で見る →

乗鞍高原

nature穴場——実はすごい

松本市の西、乗鞍岳の長野県側に広がる白樺の高原。滝と池と温泉の源泉を遊歩道が結び、暖かい季節には山頂直下の高山帯まで路線バスが上がっていく。

  1. 起点松本駅
  2. 約1時間30分電車+バス・新島々乗換
  3. 降車乗鞍高原観光センター(アルピコ交通バス)
  4. そこから
  5. 乗鞍高原

狙い目

乗鞍岳は名の通った山で、バスの便まである。穴場ではない。人の散り方を決めているのは一日の形のほうだ。多くの人はバスで山上へ上がり、畳平の周りを歩いて下りてくる。だから高原側の遊歩道や池は、最盛期でも比較的ゆったりしている。

場所

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見どころ(歩く順)

善五郎の滝Qurren / CC BY-SA 3.0
  1. 乗鞍観光センター山上行きシャトルバスの発着点で、高原の案内拠点
  2. 善五郎の滝高原の車道から森の小道を下りた先にある、幅の広い滝
  3. 牛留池木道の周回路にある静かな池。風のない日は乗鞍岳を映す
  4. 一の瀬園地・まいめの池高原の南半分に開けた湿原と、点々と並ぶ小さな池
  5. 畳平稜線の向こう側にある高山帯のバスターミナル。火口湖とお花畑がある

実際の行き方

  1. 松本駅→新島々駅(アルピコ交通上高地線・約30分)。
  2. 新島々駅→乗鞍高原観光センター(アルピコ交通バス・約60分)。
  3. センターで山上行きシャトルバスに乗り換え、畳平へ(7月1日〜10月31日・予約優先)。
  4. 高原に戻り、善五郎の滝・牛留池・一の瀬園地の遊歩道を歩く。
上高地線と新島々からのバス
松本駅→(アルピコ交通上高地線・約30分)→新島々駅。そこから乗鞍高原行きのバスに乗り、乗鞍高原観光センターまで約60分。電車とバスは接続を前提に組まれているので、片方ずつではなく乗り継ぎの組で時刻を確かめたい。
松本へ戻る
乗鞍高原観光センターからバスで新島々駅へ戻り、上高地線に乗り換えて松本駅へ。山の便は本数が少なく、町の路線よりずっと早く終わる。歩き出す前に帰りの一本を決めておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

乗鞍高原は、松本市の西のはずれ、乗鞍岳の東側の裾野に広がっている。乗鞍岳はひとつの峰ではなく23の峰の集まりで、最高峰の剣ヶ峰は標高3,026メートル。高原は中部山岳国立公園の南端にあたり、上高地と同じ公園の内側にある。白樺の林、小さな池、三つの滝、いくつもの温泉の源泉が、斜面を横切る遊歩道でつながっている。高原より上にも車道は続いているが、そこを通れるのはバスとタクシーだけだ。

おすすめの楽しみ方

山上行きのシャトルバスは7月1日から10月31日まで。予約が優先されるので、歩く計画より先にバスの計画を決めるとよい。午前のうちに上へ行き、午後を高原の遊歩道にあてれば、光が低く白樺の林に差す時間に歩ける。山の紅葉は例年9月下旬から10月上旬が見ごろだ。

歴史・背景

高原が属する中部山岳国立公園は、1934年に日本で最初期の国立公園のひとつとして指定された。山の名は、飛騨側から見た姿が馬の鞍に似ていることに由来するとされる。のちに長野県側の乗鞍エコーライン、岐阜県側の乗鞍スカイラインが高山帯まで通じたが、いまはどちらも一般車が入れない。その結果、乗鞍高原は車を置いて乗り換える場所になった。

行く前に

現金
高原の遊歩道も池も滝も、無料で歩ける。山上行きのシャトルバスだけは別料金で、予約が優先され、空席があれば当日でも乗れる。谷を離れると現金を下ろせる場所が減るので、多めに持っておくと安心だ。
知っておきたいこと
三本滝より上の車道は一般車が通れず、ほとんどの人にとって上がる手段はバスだけになる。山上への便は暖かい季節だけの運行で、雪や悪天候、道路の傷みで運休することがある。高原より上は、真夏でも松本の町とは気温が違う。
別ルート
岐阜県側からは、平湯温泉やほおのき平から乗鞍スカイラインを上がるバスで同じ畳平に着く。高山方面から向かうならこちらが近い。
降りたあと
バスは乗鞍観光センターの正面に着き、山上行きのシャトルバスも同じ場所から出る。滝や池への遊歩道は、そこから高原の車道を少し歩いた先に入口がある。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。