野沢菜漬
実写(ライセンス済み)Ocdp / CC0

北信州・野沢温泉No.1247★★地図で見る →

野沢菜漬

food穴場——実はすごい

信州の冬を支えてきた菜の漬物。茎の長い菜を、丸ごと塩と木桶に収める。名前の由来は野沢温泉村で、国道117号沿いの道の駅が村産の桶に出会える表口だ。

  1. 起点豊田飯山IC(上信越自動車道)
  2. 約30分車・豊田飯山ICから約30分
  3. 降車道の駅 野沢温泉(国道117号沿い)
  4. 徒歩
  5. 野沢菜漬

狙い目

野沢菜漬は信州のスーパーならどこにでも積んである。珍しいものではない。見落とされるのは、その名前が雪国の小さな村を指していることと、その村が今も自分の桶を仕込んでいることのほうだ。道の駅は、その結びつきがラベルではなく棚の上に出ている場所だ。

場所

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見どころ(歩く順)

道の駅 野沢温泉Qurren / CC BY-SA 4.0
  1. 農林産物直売所村の生産者が持ち込む棚。春は山菜、秋は野沢菜や根菜が並ぶ
  2. ショップ村産の野沢菜漬と、この道の駅のために描かれたオリジナルの土産
  3. 豆腐・湯葉の工房村の遊休農地で育てた大豆を使う、手づくりの製造室
  4. ファームレストラン地元野菜でつくる食堂。野沢菜を使った青菜のカレーがある
  5. 情報コーナー野沢温泉村に加えて、飯山市や栄村の案内も置かれた一角

実際の行き方

  1. 上信越自動車道→豊田飯山IC。
  2. 豊田飯山IC→国道117号を北へ、千曲川沿いに約30分。
  3. 国道117号→道の駅 野沢温泉(野沢温泉村・虫生地区)。
  4. 道の駅→谷を上がって野沢温泉の村へ(外湯まで足を延ばすなら)。
豊田飯山ICから車で
道の駅は野沢温泉村の北、国道117号沿いに建っている。施設の案内では上信越自動車道の豊田飯山ICから約30分、村の中心からは約15分。117号は千曲川に沿って続く道だ。
飯山方面へ戻る
国道117号を南へ戻れば、北陸新幹線の停まる飯山に出る。所要は往路と同じだけ見ておきたい。建物は夕方には閉まるので、店が閉まる前に戻る組み立てにしておくと無理がない。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

野沢菜は、根ではなく茎と葉を食べるアブラナ科の菜だ。秋に種をまき、寒くなるまで畑に置き、霜が当たってから刈る。そこから先がこの村の話になる。刈った菜を洗い——この土地では温泉の湯で洗ってきた——塩とともに丸ごと大きな木桶へ収めて重石をのせる。あとは乳酸発酵が引き受ける。週を重ねるほど、緑は飴色へ寄っていく。道の駅は国道117号沿い、村の北側の入口にあたる場所にあって、菜と漬物と、それをつくる人を一つの建物に集めている。

おすすめの楽しみ方

直売所は9時に開いて16時に閉まる。隣のショップより早く終わるので、棚が目当てなら午前に行きたい。食堂が動き出すのは11時から。野沢菜漬は一年を通して棚にあるが、村の桶が仕込まれるのは秋の刈り取りのあとで、冬が進むほど味は浅漬けから酸味の立つほうへ移っていく。

歴史・背景

村の寺には、この菜がどこから来たのかという話が残っている。宝暦6年、1756年のこと。当時の住職が京都での学びから戻るとき、大阪のあたりで育てられていた蕪の種を持ち帰り、寺の裏の畑にまいた。すると根は太らず、葉と茎ばかりが伸びるものが育った——そう言い伝えられている。農林水産省の記録も同じ筋書きを載せる。ただし後年の遺伝学的な研究はこの由来を支持しておらず、寺の口伝として読むのが正しい。

行く前に

現金
道の駅には専用の駐車場があり、大型車の枠とEV充電設備も置かれている。食堂は現金とカードの両方が使える。直売所は村の生産者からの委託で動いているので、棚に何があるかは日によっても季節によっても変わる。
知っておきたいこと
ショップの休みは毎月第3水曜日。直売所は収穫期を外れると別に休みが入る。雪の深い土地なので、冬に車で向かうなら相応の備えがいる。
別ルート
野沢温泉の村そのものは谷を上がった先、車で15分ほどの位置にある。飯山駅からのバスは道の駅ではなく村へ向かうため、車を使わずにここへ来るならタクシーか村のコミュニティバスになる。
降りたあと
道の駅は国道117号に面していて、駐車場は施設のもの。ショップと直売所と食堂は同じ建物に入っていて、豆腐の工房も同じ敷地にある。

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