小安峡大噴湯
実写(ライセンス済み)8-Forest / CC BY-SA 3.0

秋田南部・湯沢No.1270★★地図で見る →

小安峡大噴湯

nature穴場——実はすごい

湯沢の山あいにある深い峡谷。谷底の遊歩道が、98℃の湯と蒸気を噴き上げる岩壁のそばを通る。階段で下りて間近に見るか、上に架かるアーチ橋から見下ろすか、二通りで楽しめる。

  1. 起点湯沢駅
  2. 約55分バス・湯沢駅から約55分
  3. 降車川原湯バス停(羽後交通 湯沢・小安線)
  4. 徒歩
  5. 小安峡大噴湯

狙い目

標識も駐車場も整った観光地で、隠れた場所ではない。足が遠のきやすいのは行き方のせいだ。湯沢からのバスは本数が少なく、谷へ下りる遊歩道は冬のあいだ閉ざされる。

場所

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見どころ(歩く順)

河原湯橋から見た小安峡Ippukucho / CC BY 3.0
  1. 河原湯橋峡谷をまたぐアーチ橋。階段を下りずに湯けむりを見下ろせる
  2. 下流側の階段大駐車場とあぐり館の向かいから下りる、つづら折りのゆるやかな階段
  3. 川沿いの遊歩道V字谷の底を、皆瀬川に沿って続く道
  4. 大噴湯岩の割れ目から熱湯と蒸気が激しく噴き出す岩壁
  5. 上流側の階段とことん山入口の近くで道路へ戻る、長くまっすぐな階段

実際の行き方

  1. 湯沢駅→川原湯バス停(羽後交通バス 湯沢・小安線・約55分)。
  2. 川原湯バス停→河原湯橋まで歩き、上から湯けむりを見下ろす。
  3. あぐり館向かいの下流側の階段を下り、川沿いの遊歩道を大噴湯へ。
  4. 長い上流側の階段で道路へ上がり、温泉街を歩いてあぐり館へ戻る。
湯沢駅から羽後交通バス
湯沢駅(JR奥羽本線)→(羽後交通バス 湯沢・小安線・約55分)→川原湯バス停。小安まで行く便は1日に数本で、平日だけ走る便もあるので、時刻表に合わせて1日を組み立てたい。市の案内では「とことん山」停留所も大噴湯の最寄りとされている。
バスで湯沢へ戻る
川原湯またはとことん山から、湯沢方面のバスに乗る。帰りの便も少ないので、谷へ下りる前に時刻を確かめておきたい。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

どんな場所か

小安峡は、皆瀬川が湯沢の南東の山あいを深く削ってできたV字の峡谷だ。道路から岩壁沿いの階段を約60m下ると、川べりに遊歩道が続いている。その途中で、岩の割れ目から98℃の湯と蒸気がごう音を立てて噴き出す。ここでは、熱水や蒸気をたくわえた地熱貯留層を川が削り、その亀裂がむき出しになっている。公式の案内は、この地形を世界でも珍しいものと紹介している。

おすすめの楽しみ方

下りて、川沿いを歩き、上がってくるまで約30分を見ておきたい。帰りの上りは急がずに。春の新緑と秋の紅葉がこの峡谷の定番の季節で、冬は遊歩道こそ閉まるものの、谷には「しがっこ」と呼ばれる大きなつららが下がり、上から眺められる。歩いたあとは、大駐車場の足湯「あぐりの湯」で足を休められる。

歴史・背景

江戸時代の紀行家・菅江真澄もこの地を訪れ、高松日記に、雷神がとどろくような音とともに、湯がはじけるように噴き出すさまを書き残した。峡谷のすぐ上流には小安峡温泉がある。藩政時代には湯元温泉と呼ばれ、秋田藩が公認した湯治場のひとつだった。いまは湯沢市が、ゆざわジオパークの見どころのひとつとして大噴湯を紹介している。

行く前に

現金
市の観光サイトにも観光物産協会の案内にも、遊歩道の入場料の記載はない。バスの運賃は羽後交通で確認を。車内でカードが使えない場合に備えて、現金を持っておくと安心だ。
知っておきたいこと
遊歩道は冬のあいだ(おおむね11月上旬〜4月下旬)と、皆瀬川の増水時は通れない。雨が続いたあとは、小安峡温泉総合案内拠点施設に問い合わせてから向かうとよい。階段は長く、谷から上がる帰り道がいちばんきつい。噴き出す湯と蒸気は非常に熱いので、遊歩道から外れないこと。
別ルート
車なら湯沢ICを降りて国道398号を小安峡温泉へ。大駐車場は観光物産館(あぐり館)にある。湯沢駅からは、予約制の乗合タクシー「こまちシャトル」も走っている。
降りたあと
川原湯バス停は大駐車場とあぐり館のそばにある。下流側の階段はあぐり館の向かいから始まる。上からの眺めを先に見るなら、道路を数分歩いて河原湯橋へ。

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距離は地図上の直線で、移動時間ではありません。