東京・新宿/歌舞伎町No.166★★地図で見る →
新宿ゴールデン街
〜六本の路地に並ぶ戦後の極小バー〜
新宿・歌舞伎町の一角、六本の細い路地に約200軒のバーや飲食店がひしめく。多くは一桁の席数しかない極小店で、戦後から続く独特の飲み屋文化が残る。

ゴールデン街の前身は1945年の終戦後まもなく、連合軍の指示で新宿駅東口脇の闇市がいまの場所へ移転したことに始まる。その後、作家・映画人・芸術家などが集まる場所として独自の文化を育んだ。1980年代の地価高騰で中心部の木造街区が次々と再開発されるなか、ゴールデン街はその取り壊しに反対する常連客たちが夜ごと見張りを続けることで生き残った。六本の路地に並ぶ戦後建築の木造建物は多くが2階建てで、カウンター数席しかないバーが上下に入っている。
歴史・背景
1945年の戦後闇市が起源。1960〜70年代に文壇・映画関係者の溜まり場として知られるようになり、1980年代の取り壊し危機を地元の守り活動によって乗り越えた。現在は東京の代表的な戦後文化的景観のひとつとして知られる。
見どころ(歩く順)

- 六本の路地(横丁)
- 新宿通りと裏通りのあいだに密集する短い路地——それぞれ百メートルにも満たない幅の狭い小道
- 戦後木造2階建てのバー
- 終戦直後の建築が今も使われ、1〜2階にそれぞれ数席のカウンターバーが入る
- バーの看板とコンセプト
- ジャズ・映画・特定ジャンルの本など、テーマを持つ店が多く、外の看板でだいたいの雰囲気がわかる
- ゴールデン街入口(新宿通り側)
- 路地の入口が集まる新宿通り側のエリア。新宿駅東口から歌舞伎町を抜けて徒歩約10分
おすすめの楽しみ方
18〜19時ごろの早い夕方に入るのがおすすめ。バーが開き始め、まだ混んでいない時間帯に好みの雰囲気の店を探しやすい。入口や窓に席料・ハウスルールが書いてあることが多いので、入る前に確認を。席数は5〜12席ほどが多く、2〜3軒はしごするのが一般的な楽しみ方だ。
実際の行き方
- 東京駅→新宿駅(JR中央線快速・約15分)。
- 東口(東口)から出て歌舞伎町を北へ徒歩約10分。
- 路地の入口(どの路地から入ってもよい)で看板を確認し、好みの店へ。
- 東京駅→新宿駅→ゴールデン街(徒歩約10分)
- 東京駅からJR中央線快速(高尾・新宿方面)で新宿駅まで約15分。東口(東口)から出て歌舞伎町を北へ徒歩約10分。ゴールデン街は新宿通りと裏通りの間のブロックにある。電車は東京駅から頻発。
- 帰りは新宿駅から——終電時刻は事前に確認
- 新宿駅からJR山手線・中央線は概ね深夜0時台まで運行。行き先によって終電時刻が異なるので、夜が始まる前にスマホで確認しておくと安心。深夜はタクシーも歌舞伎町周辺に多く待機している。
行く前に
- 現金
- ゴールデン街の多くの店でチャージ(席料)500〜1,000円程度が発生する。支払いは現金が主流——カード不可の店が多いので事前に手持ちの現金を確認。電車はICカード(Suica・PASMO)使用可。
- 定休
- 多くのバーは18〜20時に開き、深夜0〜3時ごろに閉まる。昼だけ営業の店もある。路地自体は常時通行可能。
- 別ルート
- 新宿三丁目駅(東京メトロ丸の内線 M-09・副都心線 F-13)は歌舞伎町側からのアクセスに便利で、ゴールデン街まで少し近い。
- 降りたあと
- 新宿駅東口から歌舞伎町を北へ徒歩約10分——路地入口に「ゴールデン街」の提灯や案内板が見えてくる。