東京・新宿No.137★★地図で見る →
新宿御苑
都心にある、もと皇室庭園。現在は環境省が管理する国民公園で、フランス式・英国式・日本庭園が58ヘクタールの囲いの中に共存する。

新宿御苑は、都内でも有数の繁華街のただ中にありながら、壁の内側に3つの様式の庭園を抱えている。北側はフランス式整形庭園と英国式風景庭園、南側には池と建物を配した日本庭園。戦前は皇室の庭園で、1949年に一般公開された。通り抜けできない有料の囲われた庭であるため、すぐ外の街並みとは明らかに異なる落ち着きが園内にある。
歴史・背景
この地はもともと、1590年に領地を与えられた大名・内藤家の江戸屋敷だった。1868年の明治維新後は農業試験場となり、1879年に宮内省管理の植物御苑へ移った。フランスの造園家アンリ・マルティネによる西洋式の設計が、1906年完成の大改修で形になった。庭園の大半は1945年の空襲で焼失後に再建され、1949年5月21日に一般公開された。
見どころ(歩く順)

- 千駄ヶ谷門
- 南側の入口。混みやすい新宿門より来園者が少ない
- フランス式整形庭園
- プラタナスの並木とバラ花壇を左右対称に配した幾何学的な様式
- 英国式風景庭園
- 新宿門側に広がる、大樹に囲まれた広い芝生の広場
- 日本庭園
- 南側に位置する、池・中島・木造建物を巡る伝統的な回遊式庭園
- 温室
- 2012年建て替えの大きなガラス温室。熱帯植物や絶滅危惧種を育てている
おすすめの楽しみ方
開園は毎日9:00(月曜休・12/29〜1/3休)。平日の開園直後が最もゆったり歩ける。大人500円。南側の千駄ヶ谷門から入ると、混みやすい新宿門を避けて庭園エリアから散策できる。南の日本庭園→中央の芝生→北の整形庭園と順に歩くと3様式を無理なく回れる。
実際の行き方
- 新宿駅→千駄ヶ谷駅(JR中央・総武線・約5分/2駅)。
- 千駄ヶ谷駅→千駄ヶ谷門(南へ徒歩約5分)。
- ゲートでICカードをタッチして入園。正面が整形庭園。
- JR中央・総武線で千駄ヶ谷駅へ
- 新宿駅→(JR中央・総武線・約5分/代々木経由で2駅)→千駄ヶ谷駅→(徒歩・南へ約5分)→千駄ヶ谷門。計 約10分。電車は本数が多い(約5分間隔)。
- 同じ経路で戻る
- 千駄ヶ谷駅まで歩き、JR中央・総武線で新宿へ(約5分)。電車は深夜まで走るが、庭園自体は夕方に閉園するので、散策は閉門前に終える計画で。
行く前に
- 現金
- 交通系ICカード(Suica/PASMO)が入園ゲートの読み取り機で直接使え、紙のチケットを買わずにタッチで入れる。窓口では現金も使える。
- 定休
- 月曜休園(祝日の場合は翌火曜休)・12月29日〜1月3日休。園内は飲酒禁止。
- 別ルート
- メインの新宿門は新宿駅南口から徒歩10分、または東京メトロ丸ノ内線・新宿御苑前駅から徒歩5分。地下鉄で来るなら便利だが混雑多め。
- 降りたあと
- 千駄ヶ谷駅から線路の南側へ渡り、舗装された道の案内に従って約5分歩くと千駄ヶ谷門に着く。