
伊豆・天城 伊豆市No.1056★★★地図で見る →
静岡わさび
〜浄蓮の滝わきのわさび沢〜
日本のわさびの多くは静岡で育つ。土ではなく、石を積んだ苗床に冷たい湧水を流して育てる。沢そのものは私有地だが、伊豆・浄蓮の滝へ下りる道はその一枚のすぐ横を通り、下りきると青い滝つぼに出る。
- 起点修善寺駅
- 約35分東海バス・約35分
- 降車浄蓮の滝バス停(東海バス 河津駅・昭和の森行き)
- 徒歩
- 静岡わさび
場所
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- 展望デッキ駐車場から数分。滝の全景がいちばん先に見える場所
- 石段渓谷へ落ちていく階段。下りる道もここなら、戻る道もここしかない
- 浄蓮の滝深さ15メートルといわれる青い滝つぼ。わきの崖には柱状節理が立つ
- 本谷川沿いのわさび沢湧水を通した石積みの苗床。現役の農地で、道とは柵で仕切られている
- 天城の鱒釣り場滝のすぐ下流にある釣り場。散策路の折り返し点になる
- 観光センターのソフトクリーム上りきった先のわさびソフト。すりおろしたわさびを載せて出される
実際の行き方
- 三島→修善寺駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)。
- 修善寺駅→浄蓮の滝(東海バス 河津駅行き・昭和の森行き、約35分)。
- まず展望デッキ、それから石段で滝つぼへ下りる。
- 川沿いにわさび沢を見ながら歩き、上りきったところでわさびソフト。
- 修善寺駅から東海バスで天城へ上がる
- 東海道新幹線の三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線で修善寺駅へ。駅前のバス乗り場から東海バスの河津駅行き、または昭和の森行きに乗り、天城の道を約35分上ると浄蓮の滝バス停に着く。
- 同じ道を修善寺へ戻る
- 修善寺方面のバス停は国道414号をはさんだ向かい側にある。山あいの路線で本数は少なく、使える最終便も早い。谷へ下りる前に停留所の時刻表を撮っておきたい。帰りの上りは下りより時間がかかるので、余裕をみて早めに折り返すこと。
どんな場所か
わさびの産出額の約7割が静岡県のものだ。しかもこの作物は土ではなく水で育つ。下から大・中・小の石を積み、表面に砂礫を敷いた苗床に湧水を通し、水がろ過されながら、わさびの好む水温に保たれるようにしてある。浄蓮の滝は狩野川の源流のひとつ、本谷川にかかる。落差25メートル、幅7メートル。玄武岩の溶岩流の末端の崖を落ちるその下流に、わさび沢が川沿いに続く。沢そのものは人の仕事場で立ち入れないが、滝へ向かう道はそのすぐ脇を通っている。
おすすめの楽しみ方
滝そのものは閉まらない。駐車場も遊歩道もトイレも時間で閉じず、閉まるのは売店のほうだ。雨か中止かで迷うなら、雨のほうを選んでいい。水量が増して滝は迫力を増すし、わさび沢はどのみち水が流れている。時間配分は下りより上りを厚めに。わさびソフトは下ではなく、上りきったところで食べる——地元の順番はそちらだ。
歴史・背景
栽培が始まったのは約400年前、いまの静岡市の背後の山、有東木でのこと。一時は谷の外へ持ち出すことが許されなかったと伝わる。その後この技術は伊豆へ渡り、1890年代に中伊豆の石工が「畳石式」の苗床を考案する。収量が安定し、やがて伊豆から各地へ広まった栽培法だ。国連食糧農業機関はこの伝統栽培を2018年に世界農業遺産へ認定している。滝のほうはもっと古い。崖は鉢窪山の噴火で流れ出た溶岩流の末端にあたる。
行く前に
- 現金
- 滝も駐車場もトイレも無料。それ以外はすべて売り場だ。名物のわさびソフト、その隣で売られるすりおろしわさび、下流の釣り場。バスと売店のために現金を用意しておく。
- 知っておきたいこと
- 下りは濡れた渓谷に落ちる石段で、雨のあとはよく滑る。帰りの上りを避ける道はない。川沿いのわさび沢は私有地で柵がある。道から眺めるだけにとどめること。売店とレストランの定休日は火曜、火曜が祝日なら水曜になる。
- 別ルート
- 南から来るなら、伊豆急の河津駅から天城峠を越えて同じ路線のバスで着ける。車なら国道414号沿いで、入口に広い無料駐車場がある。休日は道路が詰まる。
- 降りたあと
- バス停は敷地の上、国道414号沿いにある。入口側へ渡り、売店の並びを数分下ると展望デッキ。川へ下りる石段はその先から始まる。
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