奥河内・河内長野No.038★地図で見る →
滝畑四十八滝
大阪府南部、石川上流の渓谷に点在する滝の連なり。「滝畑四十八滝」と総称され、大阪府の「みどりの百選」にも選ばれている。

河内長野市の南、和歌山との境に近い山あいで、和泉山脈の水が石川の上流の急な渓谷を落ち、谷沿いに滝が次々と点在する。地元ではまとめて「滝畑四十八滝」と呼ぶが、「四十八」は実数でなく「数多い」意の古い言い回しだ。よく知られるのは最大の光滝をはじめ、大滝・御光滝・権現滝・荒滝で、杉の木の下、苔むした岩を伝って流れ落ちる。滝群と下流の滝畑ダムはあわせて「大阪みどりの百選」に選定されている。
なぜ穴場のままか
駅がなく英語の案内も少ない谷の奥で、本数の少ないバスでしか行けない。多くの人は高野山や箕面の滝へ流れ、ここを飛ばす。
歴史・背景
渓谷は、大阪・和歌山の府県境に沿う和泉山脈を保護する金剛生駒紀泉国定公園の区域内にある。滝畑の名は近くの寺・光滝寺にも引き継がれ——寺名は光滝に由来し、江戸期(1603〜1868年)には葛城修験の行場とも結びついていた。下流の滝畑ダムは大阪府でも有数の多目的ダムで、今は貯水池が渓谷の入口の目印になっている。
見どころ(歩く順)

- 滝畑ダムと貯水池
- 渓谷入口の湖畔遊歩道。バス路線の終点でもある
- 最大の滝・光滝
- 渓谷の主瀑で、近くの寺・光滝寺の名の由来
- 名のある滝々
- 大滝・御光滝・権現滝・荒滝など、谷に連なる滝の数々
- 岩湧山の登山口
- ダイヤモンドトレール上の岩湧山へ登る起点のひとつ
おすすめの楽しみ方
河内長野駅から南海バス(高向線)で終点・滝畑ダムのバス停へ。そこから川沿いの散策路を歩いて滝へ向かう(徒歩約15分)。清掃協力金300円が必要。夏は木陰と水音で涼しく、半日の散策にちょうどよい。バスは1日数本で最終が早めなので、着いたら帰りの時刻を先に確認する。
実際の行き方
- 難波(大阪)→ 河内長野駅(南海高野線・急行 約30分)
- 河内長野駅 → 滝畑ダム バス停(南海バス・高向線 約30〜50分)
- 滝畑ダム バス停 → 滝(徒歩 約15分)
- 南海電車で河内長野へ、そこから南海バス
- 難波(大阪)→(南海高野線・急行 約30分)→河内長野駅→(南海バス・高向線、終点「滝畑ダム」まで 約30〜50分)→そこから滝まで徒歩 約15分。計 約90分。バスは1日数本しかない——出発前に当日の時刻表を確認。
- 帰りのバスは午後で終わる
- ダムから河内長野へ戻るバスは1日数本で、最終は午後の早い時間帯に出る。着いたらまず、停留所に掲示された帰りの時刻を確認して予定を組む。
行く前に
- 現金
- バス運賃は乗車時に支払う。郊外の南海バスはたいてい現金——小銭と小額紙幣を用意しておくと安心。
- 定休
- 整った公園ではなく川沿いの道。しっかりした靴で、濡れた岩の足元に注意。
- 別ルート
- 車の方が楽。ダムに駐車場(有料)があり、そこから歩いて入る。
- 降りたあと
- 滝畑ダムのバス停から、滝への散策路は徒歩約15分先で始まる。