
鹿児島・種子島No.1178★★地図で見る →
種子島宇宙センター
日本最大のロケット発射場は、種子島の南端でサンゴ礁の海に向いている。門の内側の宇宙科学技術館は無料で、「きぼう」の実物大モデルも打上げのシアターも、屋外に立つロケットも、公開された側にある。
- 起点種子島空港(鹿児島からの空路)
- 約50分島の空港からレンタカー
- 種子島宇宙センター
狙い目
有名な場所であって、穴場ではない。ただし名前が知られるのは打上げの日で、しかも場所が遠い。種子島へは飛行機か船でしか行けず、センターはその島のさらに南端にある。平日の午前に着けば館内は静かだが、それは時間帯ではなく距離がつくっている静けさだ。
場所
鹿児島のほかの記事 1件・地図で開く →見どころ(歩く順)

- 宇宙科学技術館ロケットも人工衛星も地球観測もまとめて並ぶ、入館無料の展示館
- 「きぼう」日本実験棟の実物大モデル国際宇宙ステーションの日本の実験棟に、そのまま入れる原寸の模型
- リフトオフシアター壁と床の大画面に音と煙を重ね、打上げを見上げる位置に置く展示
- 入口脇に立つロケット芝生と構内道路のあいだに垂直で据えられた、実物大の打上げ機
- 大崎の発射場湾の向こうに並ぶ大型ロケットの射点。バスツアーの行き先でもある
実際の行き方
- 鹿児島空港から種子島空港へ飛び、空港でレンタカーを借りる。
- 県道76号→野間交差点で58号→上中交差点で県道586号と南下する(JAXAの案内で約50分)。
- 宇宙科学技術館の横に無料で駐車し、館内へ(入館無料)。
- 予約してあれば、総合指令棟と大型ロケット発射場をまわる施設案内バスツアーに合流する。
- 鹿児島から空路、空港でレンタカーを借りる
- 鹿児島空港から種子島空港への便がある。レンタカーの窓口は空港にある。JAXAが案内する道順は、県道76号→中種子町の野間交差点で58号へ左折→南種子町の上中交差点で県道586号へ左折で、所要はおよそ50分。センターの駐車場は無料だ。
- 空港へ戻る
- 同じ道を逆にたどるだけで、時間もほぼ変わらない。ただし島を出る便は1日に数えるほどしかなく、帰りの時刻を決めるのは展示館ではなく飛行機のほうだ。レンタカーを返す時間まで見込んで敷地を出る。打上げで早く閉まった日も、北へ戻る道は同じである。
どんな場所か
敷地は約970万平方メートル。種子島の南の端、岬と森と浜をまとめて抱え込んだ広さで、JAXAはここを国内最大のロケット発射場と呼ぶ。一枚の塀で囲った施設ではない。組立棟、試験場、指令棟、そして射点が、二つの岬に挟まれた土地に散らばり、その間を県道が抜けていく。見学者が向かうのは海寄りの西側、駐車場と芝生と、入口の脇に立つロケットのある一角だ。稼働している部分の多くには近づけない。ただし入れる範囲には視界を遮るものがなく、ロケットが飛び出していくのと同じ海を向いている。
おすすめの楽しみ方
開館は9時30分で、入館は無料。だから一日の組み立ては、むしろ施設案内バスツアーのほうから決めたい。1日3回、所要はおよそ1時間15分、参加費は無料、ただし事前予約が要る。飛行機より先にツアーを押さえるのが、順番として正しい。
歴史・背景
センターが発足したのは1969年、宇宙開発事業団が国の射場を引き継いだ年である。島が選ばれた理由は単純だった。ここからなら南東の外洋へ向けて、陸にも航路にもかけずに撃てる。一般に開かれたのは、その十年ほどあとだ。1979年8月、敷地の中に展示館が開く。国内で初めての本格的な宇宙開発の展示施設で、以来ここが、予約なしで誰でも入れる唯一の場所であり続けている。
行く前に
- 現金
- 宇宙科学技術館の入館もバスツアーも無料。館内にはミュージアムショップがある。この日の実費は、実質レンタカーと燃料だけになる。
- 知っておきたいこと
- 休館は毎週月曜。月曜が祝日なら翌火曜に振り替わり、8月は休館日を設けない。ロケットの打上げ作業でも閉まり、告知が直前になることもあるので、走り出す前にセンターのお知らせを見ておく。
- 別ルート
- 船で入るなら、鹿児島本港南埠頭からの高速船で西之表港まで約1時間30分、フェリーなら約3時間30分。西之表港からセンターまでは、JAXAの案内で車約70分だ。
- 降りたあと
- 空港から歩いて行ける距離ではない。センターは島の反対の端にあり、その移動そのものが行程になる。現地では無料の駐車場が展示館のすぐ横にあり、芝生を横切ればもう入口だ。