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上野動物園

local王道を、いちばんいい形で

1882年開園の日本初の動物園。正式名称は東京都恩賜上野動物園で、上野恩賜公園の一角にある。ジャイアントパンダで最も知られ、都心の主要施設としては入園料が際立って安い。

上野動物園
実写(ライセンス済み)江戸村のとくぞう / CC BY-SA 4.0

上野動物園が開園したのは1882年で、周囲に建つ大半の建物より古く、アジアで「公共の動物園」という発想が広まるよりも早い。場所は上野恩賜公園の一角なので、四つの主要博物館・美術館と徒歩圏でつながっている——電車を乗り換えることなく国立科学博物館と組み合わせられる。園内は東園と西園に分かれ、不忍池に架かる橋で結ばれている。東側は古くから densely 区画された部分で大型獣舎が集まり、西側はより開けている。ジャイアントパンダが園の顔になったのは、日中国交正常化を記念してカンカンとランランが来園した1972年からで、行列ができるのはいつもパンダ舎の前だ。ただし日本のパンダは中国からの貸与で、個体は時期が来ると返還される。特定の一頭を目当てに行程を組むなら、公式サイトで現在の展示動物を必ず確認してからにしたい。入園料が安いので、東京の住民はここを「動物のいる公園」くらいの感覚で使っている。

歴史・背景

動物園は1882年、文部省のもとで創設された。上野公園を埋めている諸施設を生んだ明治期の博物館構想と、同じ流れの中にある。正式名称に入る「恩賜」の二字は、1924年に東京市へ下賜されたことに由来する。第二次世界大戦中には戦時の命令で大型動物が処分される事態に見舞われ、その出来事はいまも園内の慰霊碑で記憶されている。1972年のジャイアントパンダ来園は動物園を全国ニュースの常連に変え、数時間におよぶ行列を生んだ。東園と西園を結んでいたモノレールは日本初のモノレール路線で、1957年から2019年の引退まで走り続けた。

見どころ(歩く順)

ジャイアントパンダ舎
初めての来園者の大半がここを目当てにする。朝から列ができるが観覧列は止まらずに進むので、眺めるというより通り過ぎる形になる
東園
区画の詰まった古い側。大型獣舎が集まり、旧寛永寺の五重塔が柵越しに見える
不忍池に架かる橋
東園と西園をつなぐ渡り。眼下に池の蓮が広がり、動物を抜きにしても歩く価値がある
西園と子ども動物園
開けた敷地にアイアイや小型哺乳類の施設が並び、小さな子ども向けのふれあい区画もある

おすすめの楽しみ方

可能なら平日に行きたい。週末と学校の長期休みは、開園直後からパンダの列が最初に伸びる。休園日は月曜(月曜が祝日の場合は翌日)で、閉園は夕方なので、これは午前から昼過ぎの行程であって夜の予定にはならない。上野駅の公園口から入ると博物館群の前を通って園に着く。国立科学博物館は動物園の門から徒歩5分なので、二つをつなげて歩くのが最も無駄がない。

実際の行き方

起点
東京駅
所要
約10分 · JR+徒歩5分
降車
上野駅(公園口)
  1. 東京駅→上野駅(JR山手線・京浜東北線・約8分)。
  2. 上野駅公園口→上野恩賜公園を博物館群の前を通って→動物園表門(徒歩・約5分)。
  3. 東園→不忍池の橋→西園。
東京駅→上野駅(JR)→公園口から徒歩
東京駅からJR山手線または京浜東北線で上野駅まで約8分。公園口を出て広場を横切り、上野恩賜公園の中を博物館群の前を通って徒歩約5分で動物園の表門に着く。京成上野駅・東京メトロ上野駅も近いが、経路としてはJRの公園口が圧倒的に分かりやすい。
上野駅→東京駅
公園を戻って公園口へ出て、JR山手線または京浜東北線に乗る。どちらも数分間隔で夜遅くまで運行。上野は新幹線の停車駅でもあるので、ここからそのまま北へ向かうこともできる。
現在地からの経路を開く(Google マップ)↗

行く前に

現金
入園料は東京の施設としては安く、子どもと高齢者の割引もある。金額は改定されることがあるので公式サイトで確認を。ICカード(Suica・PASMO)は鉄道と入園券売機で使える。園内の売店用に現金も少し持っておくとよい。
定休
休園日は月曜(月曜が祝日にあたる場合は翌平日)と年末年始。最終入園は閉園の1時間前。動物への餌やりは禁止で、一部の獣舎は園全体より早く閉まる。
別ルート
新宿・渋谷からはJR山手線で上野まで約25〜30分の直通。浅草からは東京メトロ銀座線で約5分。
降りたあと
上野駅では中央改札ではなく公園口を使う。公園をまっすぐ進んで徒歩約5分で動物園の門に着く。

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